トラックの室内は運転だけでなく休憩や待機、事務処理や食事など、ドライバーが1日の大半を過ごす場所。仕事によっては数日から1週間以上家に帰れないことも普通にあるだけに、室内の居住性や快適性は安全な運行を担保する上でも重要だ。
アメリカでは、橋梁を過大な負荷から守るための法律である連邦ブリッジ・フォーミュラによってトラクタのホイールベースにも一定の長さが求められるいっぽう、一般的な形態のセミトレーラは連結全長を規制されないことから、キャブ前後長を短くしてもメリットが少ないためボンネット型キャブが主流。
そんなアメリカのボンネット型キャブにも、色々なトレンドがあるようだ。ここではアメリカントラッカーの人気を二分する「最新スタイル」と「クラシックスタイル」を紹介しよう。
文/多賀まりお
*2021年3月13日発売「フルロード」第40号より
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