◼︎広い室内とフラットな床面が魅力的な快適に乗れる軽自動車
また、ワゴンRが根付かせた部分としてはもう一つ特出すべきポイントがある。それは「男性が軽自動車に乗る」ということだ。それまでの軽自動車と言えばどこか女性の乗り物という世間の認知があった。
しかし、ワゴンRは男性が乗っても広い室内とした室内空間があるのはもちろん、男性の趣向にもマッチするようにデザインされたのだ。
そのような背景もあってか、当初のユーザーはなんと8割近くが男性だった。確かに、初代ワゴンRのカタログを見ても、女性が全面的に登場している写真はない。このようなポイントからも男性ユーザーを意識していたことが読み取れる。
全高を高くして室内空間を広く取る、男性ユーザーもターゲットとする。このような今では当たり前のことをワゴンRは30年前にカタチにした。現代の軽自動車のスタンダードを作り上げた1台なのだ。
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コメント
コメントの使い方野暮なツッコミではございますが、前書き部分の写真はのちにソリオを名乗る登録車版のワゴンRプラス ですね。
現在は主流から離れてしまいましたが、それでも一定の販売数と人気を保ち続ける定番車ですね!カスタムZはデザインも走りもよいし、ムーヴに比べてデザインも燃費も「安全性」も高いですし。春音は六代目が好きです。
ワゴンRは軽自動車が360cc時代のホンダステップバンの焼直しにしか見えない。
ガンディーニも乗ってるワゴンRは世界一の車なのです。
ハイト軽のパイオニアとは思うが、私が好きだった、ミラ、アルト、トゥディ等の走りの良い軽の存在を潰して行った戦犯だとも思っている。背が高い軽は走りがどうしてもつまらない。N-ONEだって実車は結構背が高い。それが普通になってしまったのが寂しい。
確かに軽自動車の革命児だった。寸法的な制約がある軽自動車で全高を高く取って大きな室内空間を確保するという手法は一つのトレンド。しかしトールワゴンという点では、ミニカトッポが1990年に発売されてるから実際は2番手。さらに言えば1980年にホンダシティがトールボ-イという愛称で発売してますから、画期的と言えるかどうか
そういったある技術をスズキという言わずと知れたトップ軽メーカーが広げていくことで世界が良くなるならそれでよいのでは?資本主義では競争が前提となっていますが、結局スズキは「小さなクルマ、大きな未来。」で世界をよりよくしていこうとしているのですから。