■殻を破った5代目はプリウスであるが…もはやプリウスではない
国民車とも表現される3代目のスマッシュヒットを受け継ぎ、2015年に4代目が登場する。
TNGAや奇抜なデザインが話題になるも、先代を超えるインパクトは残せなかった。
プリウスのイメージ通りの進化にとどまり、新鮮さにかけた4代目。COTY受賞も逃すことになる。
そして世代は昨年登場した5代目へとつながった。第44回日本カーオブザイヤーに輝いたプリウスだ。
プリウスは「ユーザーを愛するクルマ」から「ユーザーに愛されるクルマ」へ変わる。
スタイリッシュなモノフォルムと、低重心とロングホイールベースから生まれる動的性能の向上は、プリウスという車名を疑うほど新しく、世の中が驚愕した。
単一車名で3度のCOTY受賞を果たしたプリウス。
5世代それぞれが個性を持ったクルマであるが、奇数世代は様々な「殻」を破り、人々に驚きを提供してきたことがよくわかる。
まさにHEVの、そしてプリウスの転換点となっているのが、奇数世代だ。進化を楽しみたければ偶数世代のプリウスを選ぶのもまたイイ。
だた、その時代の3歩先を行くクルマがアナタにとって魅力的に映るのならば、奇数世代のプリウスに乗ることをおススメしたい。
【画像ギャラリー】奇数世代の輝き
コメント
コメントの使い方初代はあと十五年は不可能とされていたHV市販なので当然として、三代目はTHSIIの完成により他社が追い付くのに十年を要し、未だに追い付いてるの一社だけという技術面での受賞。
ただ現行の五代目は、なぜなんだろう。運動性向上の代わりに燃費も四代目より落ちてるし、時代先取り技術のバイポーラはアクアだし、JCOTYは見た目を度外視するはずなのに
たぶん、総合的なバランスでは?最近はコンマ一キロでも燃費を!!という風潮は収まったように思えますし。それに、デザインもトヨタ車の中ではそこそこクリーンなデザインであるとはいえ先進性ゆえに人を選ぶデザインでもあるのでそこは度外視されているかと(o^^o)ニコ