■活動を支えるビーチクリーナー!!
ビーチクリーナーは、ホンダが独自開発し、特許を取得した清掃用機材を、砂浜での走行に適したATVで牽引して清掃を行う、ホンダオリジナルのシステムだ。
1999年、ATV技術者が市場調査の際にさまざまなゴミが散乱している砂浜を見て、“技術で海岸をきれいにしたい”と考えたのをきっかけに開発された。ビーチクリーナーの役割は以下の通りだ。
・サンドレーキ:ゴミをかき集める熊手の役目
・サンドスクリーン(通称「バタバタ」):砂とゴミを分けるふるいの役目
・ゴミ回収ステーション:ゴミを回収・分別
・回転式スクリーン(通称「ぐるぐる」):砂とゴミを分けるふるいの役目
上記の役割を持つビーチクリーナー。欠かせない存在であるというのは一目瞭然であろう。
さらには今年から新たに試験導入している小型電動モビリティ「Honda Mobile Power Pack 4W-Vehicle Concept(以下MPP-4W)」が今回あり、試乗できるということなので試乗させて頂いた。
まだパワー不足は否めないが、静粛性から開発に成功した暁には重宝されることが容易に思い浮かぶ。開発者様にもお話を聞いたところ「まだまだ試作の段階、ここからが勝負です」と仰られ、ますます期待感が高まった。
【画像ギャラリー】ビーチクリーナー大活躍!! あなたの町にもいつか来るかも??(26枚)画像ギャラリー■ホンダの描く未来像とは
ビーチクリーン活動後には、さかなクン本人による海洋ごみ問題や海の大切さなどを啓発するための環境授業が実施された。子供たちにも分かるように工夫して伝える姿に感銘を受けた。
さかなクンもホンダも、望むものは同じ。先を見据えた環境づくりを大切にしている。そして何より今後を担う子供たちに伝えたいのだ。
パッと見たらきれいに思える砂浜も意識して見ると実は沢山ゴミが落ちている。それを1人では大変だけど、力を合わせれば、短い時間で砂浜もきれいにできる。楽しみながら親子共々一緒に取り組めたら何より嬉しい。
そしてその想いがどんどん広がり、地球全体の生き物が暮らしやすい世界になり、良い循環が生まれると思う。今後のホンダを我々は応援し続けていたい。
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コメント
コメントの使い方環境対策アピールを、トヨタと同じ方向性で争っても仕方ない。こういった別方向から企業イメージを高めることが効果的だし必要です。
ホンダほどの大企業でも、意固地にならず冷静になって正しい判断に動いてる。その他メーカーも参考にしてほしい