クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばないというクルマも多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
文/ベストカーWeb編集部
写真/日産
難易度/★★☆☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら!
●正解:日産・フェアレディZ(S30型/1969-1978)
ダットサンフェアレディの後継車として、1969年に登場した初代フェアレディZ。欧州のGTカーに比肩する性能を発揮し、全世界で約52万台を売り上げた名車です。ロングローズ・ショートデッキのプロポーションは、2022年夏に発売された現行のRZ34型まで受け継がれています。
駆動方式はFR。グレード体系はベースグレードの「Z」、上級モデルの「Z-L」、そして2L直列6気筒DOHCを積む「Z432」。
Z432は4バルブ・3キャブレター・2カムシャフトというS20型エンジンの構造に由来するグレード名。最高出力は160ps/7000rpm、最大トルクは17.0kgm/4400rpmを発生する初代Zの最高峰モデルであり、わずか419台が生産されました。
さらに、1971年11月には海外仕様と同じ2.4Lエンジン(最高出力150ps/最大トルク21kgm)を搭載する「240Z」「240ZG」が追加されました。
グローバルで累計52万台以上を売り上げた初代フェアレディZ。北米市場ではダットサン・240Z/260Z/280Zの名で販売され、日本車ならではの高い品質や扱いやすさから人気を博しました。
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