大損必至!? [買い替え負け組]にならないための[クルマにやっちゃいけない基本のキ]

■改造やドレスアップしたクルマのリセールバリューは?

大損必至!!! [買い替え負け組]にならないたのに知っておきたいクルマに「やっちゃいけない基本のキ」
車高を下げすぎるなど、車検にパスしない違法な改造が施されているクルマは、査定の対象とされない場合も。リセールバリューをできるだけ高くしたいのであれば、愛車はノーマルでの状態で乗り続けることが賢い選択

 リセールバリューが下がる原因としてもうひとつ考えられるのが、売ろうとしているクルマがいわゆる改造車である場合だ。

 改造車とひと口に言っても、エンジンや足回りまでバリバリにチューンされたカスタムカーから、社外品のエアロパーツなどで見た目を個性的に仕上げたドレスアップカーまで、その種類はさまざまではあるが、いずれの場合もノーマル車と比較すると売却時の査定が下がってしまうケースが多い。

 レース専用のパーツなどが組み込まれ、車検に対応できない状態のものであればなおさらだ。

 また、オールペイントによる純正とは異なるボディカラーへの変更も、リセールバリューを落とす原因となる場合も。

 派手な色合いや蛍光色といった個性的すぎるカラーであれば、その可能性はさらに高くなる。

 愛車を自分だけの仕様にしたい気持ちは分かるが、後々のリセールバリューを考えるのであれば、手放す際にノーマル状態に戻せる範囲にとどめるのが得策。

 外装パーツを交換した際はノーマルパーツを保管しておく、ボディカラーの変更は、後で剥がすことができるラッピングで済ませるなど、リセールを考えたやり方でも、十分にカスタムを楽しめるはずだ。

 いっぽうで改造車の場合、先に挙げた修復歴ありのクルマや、車内のニオイや汚れが気になるというケースとは異なり、それによってリセールバリューがアップすることも。

 例えばメーカー純正ですでに手に入らないエアロパーツが取り付けられていたり、有名なショップやチューナーが手がけたチューンが施されている改造車であれば、話は大きく変わってくる。

 こうしたクルマの場合、一般的な中古車買い取り業者ではなく、その価値を理解できるショップや人を見つけられるかがポイント。

 買い手側がそのクルマの改造に対して魅力を感じられるかどうかで、リセールバリューは大きく変わってくる。

 冒頭でも述べた通り、クルマを売却する際の価格は、さまざまな要因で上下するもの。

 古いクルマや不人気車など、自分ではどうしようもないことも多い反面、愛車を労わり、できるだけきれいな状態で乗り続ければ、相場から大きく下がるということはないはずだ。

 リセールバリューを落とさないためには、クルマを大事にする愛情こそが、最も重要といえるだろう。

【画像ギャラリー】リセールバリューが激落する3つのタブーとは?(11枚)画像ギャラリー

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