2024年12月23日、日産とホンダが経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結したと発表した。筆者はかねてより「栃木連合(ホンダの開発拠点は栃木県、日産も栃木県に実験部がある)で協力したらいいのに」と考えていたが、まさか(ホンダは「日産救済のためではない」としているが)ホンダに助けてもらうかたちになるとは思いもしなかった。
ただ、ここから日産は、自らのブランドを再構築しなければならない。日産といえば、1990年代末の倒産危機の際、経営再建計画「日産リバイバルプラン」を発表しているが、今回、セカンドリバイバルを成功させるうえで、ぜひとも復活させてほしいのが、日産のフラグシップ「シーマ」だ。
文:吉川賢一/写真:NISSAN
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コメント
コメントの使い方シーマが憧れって極一部の「シーマブーム」の世代だけでしょう。その後シーマ、セド・グロはアルファード、プリウス並にDQNカーの代表格に成り下がった。今ならスカイライン400Rをクラウンみたいにクロスオーバー、ワゴンなどを増やして立て直すほうがマシかと。
※ただ最後のシーマは内装も出来もよく中古安いしお買い得とは思います。
37スカイラインもインフィニティエンブレムでデビューしたし、36クロスオーバーもインフィニティSUVのFXをそのままもってきて名前とバッヂ変えて国内販売したもの。
今でもインフィニティには素晴らしいクーペと高級SUVがある。それらを国内販売時に馴染みある名前にかえるのは大いにアリだと思います