[SUV]と言えば色々あるけどもトヨタ ハリアーとマツダ [CX-60]だったらどっちがいいの?

[SUV]と言えば色々あるけどもトヨタ ハリアーとマツダ [CX-60]だったらどっちがいいの?

 現在のクルマの主流であるSUV。ラインナップ豊富なトヨタも当然大小さまざまなSUVを揃えている。ここではトヨタ ハリアーと、その競合関係にあるトヨタ以外の車両としてマツダ CX-60を選抜し、両車を比較する。

※本稿は2024年12月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:トヨタ、マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年1月26日号

トヨタ ハリアー(312万8000〜620万円)。趣味性では一歩譲るが、静粛性や快適性はハリアーの勝利
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トヨタ ハリアー vs マツダ CX-60

トヨタ ハリアー(312万8000〜620万円)。趣味性では一歩譲るが、静粛性や快適性はハリアーの勝利
トヨタ ハリアー(312万8000〜620万円)。趣味性では一歩譲るが、静粛性や快適性はハリアーの勝利

 全長も4740mmと等しく、真っ向から競合する両車。

 ハリアーは前輪駆動だが、CX-60はエンジン縦置きの後輪駆動が基本だ。CX-60はこれを生かし、直列6気筒3.3Lディーゼルターボを用意する。動力性能が高く、適度に機敏なステアリング操作への反応も後輪駆動ならでは。

マツダ CX-60(326万7000~646万2500円)。直6・FRベースという基本構成を評価する人向き
マツダ CX-60(326万7000~646万2500円)。直6・FRベースという基本構成を評価する人向き

 ハリアーの運転感覚は平凡だが、乗り心地は快適。後席も広い。価格がCX-60のディーゼルに近いハリアーのハイブリッドはノイズが小さく、走りも上質だ。

 クルマ好きにはCX-60、だが一般的にはハリアーを推したい。

●結果:トヨタ ハリアーの勝ち!

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各々の諸元

●トヨタ ハリアー諸元(ハイブリッドG FF)
・全長×全幅×全高:4740×1855×1660mm
・ホイールベース:2690mm
・車重:1650kg
・エンジン:直4、2.5L+モーター
・エンジン出力/トルク:178ps/22.5kgm
・モーター出力/トルク:120ps/20.6kgm
・価格:411万9000円

●マツダ CX-60 XD Lパッケージ(2WD) 主要諸元
・全長:4740mm
・全幅:1890mm
・全高:1685mm
・ホイールベース:2870mm
・車両重量:1840kg
・最小回転半径:5.4m
・最低地上高:180mm
・エンジン:直6DOHC直噴ディーゼルターボ
・総排気量:3283cc
・最高出力:231ps/4000-4200rpm
・最大トルク:51.0kgm/1500-3000rpm
・トランスミッション:8速AT
・サスペンション:F)ダブルウィッシュボーン R)マルチリンク
・タイヤサイズ:235/50R20
・WLTCモード燃費:19.6km/L
・価格:422万4000円

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