3位:トヨタ カローラクロス
2024年4月まではヤリスクロスの登録台数が多かったが、認証不正問題で出荷を数カ月間停止させた。その結果、2024年1~11月はカローラクロスが上まわり、SUVの販売1位になった。
カローラクロスは全長が4500mm以下のSUVでは荷室が最も広い。後席の頭上と足元にも余裕があり、ファミリーでも使いやすい。外観はSUVの典型的なデザインで存在感が強く、ボディはコンパクトで、最小回転半径も5.2mに収まる。カッコよくて実用的、そして運転もしやすく魅力が多い。
●トヨタ カローラクロス SPEC
全長4490×全幅1825×全高1620mm、1.8L、直4(98ps/14.5kgm)+M(95ps/18.9kgm)、26.4km/L(ハイブリッドS)
●2024年1月~11月累計:7万5500台
●月販平均:6864台
●2021年9月デビュー
●2L、1.8L・HEV
●218万4000~345万9000円
4位:日産 セレナ
セレナはノア&ヴォクシーやステップワゴンといったミドルサイズミニバンでは車内が最も広い。
身長170cmの大人6名が乗車した時、2列目の膝先空間を握りコブシふたつ分に調節すると、3列目の膝先空間はノア&ヴォクシーが握りコブシひとつ半、ステップワゴンはふたつ分、セレナはふたつ半だ。
セレナは標準ボディが5ナンバー車だから、運転しやすい印象もある。日産には人気車が少なく、セレナは売れ筋価格帯が300万円以上の貴重な売れ筋車だから販売にも力が入る。
●日産 セレナ SPEC
全長4690×全幅1695×全高1870mm、1.4L、直3(98ps/12.5kgm)+M(163ps/32.1kgm)、19.3km/L(e-power XV)
●2024年1月~11月累計:7万5333台
●月販平均:6848台
●2022年11月デビュー
●2L、1.4L・HEV
●271万9200~484万7700円
5位:トヨタ ヤリスクロス
全長が4200mm以下のコンパクトSUVで運転しやすく、フロントマスクは鋭角的で外観もカッコイイ。後席は広くないが、ヤリスに比べると床と座面の間隔が20mm上まわり、着座姿勢も自然だ。売れ筋のハイブリッドGは、WLTCモード燃費が30.2km/Lに達する。
ヤリスクロスハイブリッドGの価格は、ヤリスハイブリッドGよりも22万5000円高いが、3年間の残価設定ローンを均等払いで利用すると、月々の返済額はヤリスクロスが安くなる。3年後の残価率が高く有利。
●トヨタ ヤリスクロス SPEC
全長4180×全幅1765×全高1590mm、1.5L、直3(91ps/12.2kgm)+M(80ps/14.4kgm)、30.2km/L(ハイブリッドG)
●2024年1月~11月累計:7万5333台
●月販平均:6848台
●2022年11月デビュー
●2L、1.4L・HEV
●190万7000~315万6000円























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