[スズキ]の[クルマ]を振り返ったらどれも名車ばかりだった

軽自動車の革命「軽ハイトワゴン」ワゴンR登場

初代ワゴンR(1993年)。全長3295×全幅1395×全高1640mm、657cc、直3(55ps/5.8kgm)、95万3000円(RG)
初代ワゴンR(1993年)。全長3295×全幅1395×全高1640mm、657cc、直3(55ps/5.8kgm)、95万3000円(RG)

 SUVの世界を大きく広げたのも鈴木修さんの功績のひとつ。ジムニーを海外でも発売し、エスクードはクロスオーバーSUV、ライトクロカンブームの尖兵となった。海外ではビターラを名乗り、多くの熱烈なファンを獲得した。

 だが、1990年代の最高傑作は軽ハイトワゴンのワゴンRだろう。背を高くすることによって快適なキャビンと広い荷室を実現し、日本の景色を変えるほど売れている。2代目では登録車のワゴンRソリオを送り出したが、これは現在のソリオへとつながっていった。

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世界的自動車メーカーへ

2代目スイフト(2004年)。全長3695×全幅1690×全高1510mm、1328cc、直4(91ps/12.0kgm)、117万6000円(XG)
2代目スイフト(2004年)。全長3695×全幅1690×全高1510mm、1328cc、直4(91ps/12.0kgm)、117万6000円(XG)

 21世紀になってからは登録車に力を入れ、ソリオやスイフトに加え、国際商品としてスプラッシュやSX4などを投入する。軽自動車トップの座は途切れたが、世界が注目する優良企業へと成長した。軽自動車もアルトラパンやハスラーなどの傑作を生み、ジムニーも堅調だ。

 カリスマ経営者、鈴木修さんの奮闘により浜松のスズキは世界のスズキへと躍進した。

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