【番外コラム】アメリカ生産モデルが輸入されていた時代もあった
1995年トヨタのケンタッキー工場で生産され、アメリカにおけるトヨタブランドのフラッグシップ、アバロンが逆輸入。全長×全幅×全高は4845×1785×1435mmとセルシオに迫る大きさもさることながら、FFのため室内空間の広さに皆が驚いた。V6、3L、200ps搭載で価格は288万円からだった。
2000年にはアバロンの後継となるプロナードが逆輸入。全長×全幅×全高は4895×1820×1460mmとさらに大きくなり、室内長×室内幅×室内高は2155×1545×1215mmとミニバンのような広い室内が売りだった。V6、3L、215ps搭載で価格は315万円からだったが、人気はパッとせず、2003年11月、わずか3年半で販売中止となった。
テリー伊藤さんが一時期乗っていて、後席の快適性を激賞していたことを思い出す。
思えばこのアバロン、プロナードの逆輸入は日本人のビッグセダンの嗜好を調査するサンプルだったのだと思う。
(写真、内容はすべて『ベストカー』本誌掲載時のものですが、必要に応じて注釈等を加えている場合があります)
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コメント
コメントの使い方大した腕もないのに見栄と広さで買ったデカい車で、狭い道で左に寄れずすれ違い不可能、曲がるのに頭振らないと曲がれず、これだけ広がった駐車場の枠にちゃんと停めれず、あげくに2車線使わないと走れない。そこでやっと自分が下手くそな事に気が付くんでしょ?。デカすぎるわ。だから、いまや軽自動車ばかり。言わせてもらおう。庶民の車はせいぜい全幅1800くらいまでやで。
デカいSUVだらけの現状を省みると、大きくする時期が少し早かっただけ、としか思えません。
良い車ですし、燃費や税を考えなければ割安ですらありました。
ウィンダムは商談してる途中でFFということに気づいて帰って行くケースが多かったと聞いています
あのクラスはFRでないといけないと考えている人が多かったのでしょう
道が狭めぇのよ
9代目クラウンが売れなかったのはマジェスタ があったからでは?