交換時期はどう見極めるべきか?
そのように、使用していない状態でも状況によっては拭きムラが発生するほど劣化が進んでしまうこともあるワイパーゴムは、交換時期の見極めが難しい部分です。
劣化の進行具合は状況による差が大きいので、一概に何カ月と目安を設けるのも難しいでしょう。なので劣化が置きやすい状況や時期を考えてみましょう。
意外と劣化が進みづらいと思われるのが梅雨の時期です。雨が多いので出番が多く、摩耗は進みやすいのですが、高い頻度で動かしていることと、雨で砂粒や汚れが洗い流されることで逆に良い状態が保たれるのではないかと思われます。
逆に劣化が進みそうな時期は、真夏と冬時期だと考えられます。真夏は強烈な紫外線によってワイパー表面の劣化が進みやすいのに加えて、チンチンに熱せられることでさらに硬化が進んでしまいます。
冬時期は紫外線は少ないのですが、空気が乾燥するため、砂ボコリが舞いやすくなります。また、落ち葉も多くなるので、それらの堆積に注意が必要な時期と言えるでしょう。
それらのことを踏まえてワイパーゴムの交換時期を考えると、まず劣化が進みやすい夏と冬の終わり頃、月で言うと9月と3月ありりでリフレッシュのために交換するのが効果的となります。
あるいは、もっともワイパーの出番が多くなる梅雨に備えるという意味で、梅雨が始まる前の5月半ば辺りに交換するのもアリだと思います。
また、それに該当しない時期の不意の雨に備えるため、新品の予備を1セットクルマに常備しておくという方法もオススメです。
ただでさえ視界が悪くなる雨の日に、ワイパーの不具合でさらに視界が損なわれるのは思っているよりも危険な状態なので、そうならないよう事前に備えておきましょう。
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