[安物買いの銭失い]!! サイフの紐をしめすぎると損するクルマの消耗品ってなに?

タイヤ

[安物買いの銭失い]に要注意!! お財布の紐を締めすぎると損をするクルマの消耗品って?
格安タイヤとしてここ数年、流通量が増えているのはアジアンタイヤ。たしかに安いが、「乗り心地」「静粛性」「グリップ力」に劣るのは否めない(walterericsy@Adobe Stock)

 高いタイヤも安いタイヤも、耐摩耗性や低燃費性能などに大きな差はない。値段に大きく左右されるのは静粛性や快適性、グリップ力などである。

 であれば、近所のスーパーへの買い物用として使うクルマであれば安いタイヤでもなんら問題はない。

 しかし、静粛性は落としたくない高級車やグリップ力の欲しいスポーツカー、高速道路を頻繁に走る人なら快適性を求めたいため、純正同等かそれ以上の価格のタイヤがおすすめ。

 欲しい性能を無視した安いタイヤにすると、やはり「安物買いの〜」になるのだ。

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バッテリー

 これはスバリ! 価格差は性能差、高いバッテリーは性能も高い。

 国内で売っているものでもかなり安いもののなかには、製造年月から時間の経った売れ残りの商品やあまり聞きなじみのないブランドのものもあるので要注意。

 しかし、現在では純正バッテリーよりも高性能かつ安価なバッテリーをネット購入することも可能なので、純正同等かそれ以上の性能のものであれば、「安物買いの〜」にはならないだろう。

 ただし、ディーラーによっては持ち込みでの交換不可や交換工賃高めで結局高い買い物になる可能性も。高性能でより安価なものをネット購入→自身で交換可能であればお得な買い物になるはずだ。

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ブレーキローター&パッド

 筆者は長年、純正ではなく安い価格の国産社外品を使っているが、純正と比較しても性能に大きな差があると思えないし、長く使ってもなんら不満はない。

 初めてブレーキローター&パッドを純正よりも安い社外品にした時は、鳴きの発生やカックンブレーキを警戒したが、意外とそうでもなかったのだ。

 逆に、スポーツ走行などを想定した純正よりも高価な社外品では、市街地走行などの緩いブレーキング時に軽く鳴きが発生するというのはよく聞く話。

 「安物買いの〜」ならまだしも、「高いものを買ったのに(泣)」では泣くに泣けない……。

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