バブルの時代に女性ウケがいいクルマを選ぶ時、スタイリッシュなクーペもしくはラグジュアリーなセダンをチョイスした。「デートカー」や「ハイソカー」などと明確に区分けされ、男たちに悩む要素はほぼ無かった。では令和の今なら何を選ぶ!?
※本稿は2025年2月のものです
文:伊達軍曹/写真:テスラ、ダイハツ、BMW、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年3月26日号
※価格帯は現行モデルが最新のもの、先代、旧型はその最終モデルのものとなっています
現代の「女性が気になるクルマ」
女性がテスラ モデル3を好む理由はよくわかる。それは「できれば勝ち組に乗っかりたい」という心理だ。
クルマのことだけでなく、世の中全体が今後「テスラ的な仕組み」に変わっていく可能性が非常に高い今、いつまでも古典的なガソリンエンジンにこだわり続ける人間より、サクッとテスラを選べてしまう人間のほうが将来性はあるはず──という無意識の心理が、彼女たちにテスラを志向させるのだ、たぶん。
そして残る2台、ダイハツ ムーヴキャンバスとMINIクーパーに関しては、これはもう「カワイイは正義!」というほかない。
どんなに社会が変わろうとも、いかにジェンダー論が盛んになろうとも、女性はやはり「カワイイものが好き」という基本的な特性を備えている。
男が生まれながらにして(?)クルマや鉄道などを好むのと、メカニズムはおおむね同じである。
●テスラ モデル3(現行):中古データ
・中古相場:240万~550万円
・タマ数:★★★☆☆
・見栄張り度:★★★★☆
・押し出し感:★★★★☆
・オシャレ度:★★★★☆
・上品度:★★★★☆
・総合モテ度:★★★★☆
●ダイハツ ムーヴキャンバス(先代):中古データ
・中古相場:45万~190万円
・タマ数:★★★★★
・見栄張り度:★☆☆☆☆
・押し出し感:★☆☆☆☆
・オシャレ度:★★★★★
・上品度:★★★★☆
・総合モテ度:★★★★☆
●BMW MINIクーパー(先代):中古データ
・中古相場:60万~530万円
・タマ数:★★★★★
・見栄張り度:★★★☆☆
・押し出し感:★★☆☆☆
・オシャレ度:★★★★★
・上品度:★★★★☆
・総合モテ度:★★★★☆


















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