ガソリン代はアプリ+ポイント加算+サービスデーで節約!
⚫︎ガソリン代
かつては「現金会員のみ特別価格」などがあったが、現在では専用アプリを使ってアプリ登録時に割引き、クーポン使用による割引き、指定の支払い方法を使ってさらに割引き価格となるところもある。
また、高速道路に乗る際は、かなり割高なSAやPAのガソリンスタンドよりは一般道にあるガソリンスタンドでガソリンを入れておく習慣をつけること。リッターあたり20円ほどの違いがある場合も多いのだ。
また、ガソリンスタンドによるが、土日がサービス価格となる場合も。
さらにタイヤの空気圧は指定空気圧に設定。ちなみに洗車頻度は1〜2回/月という人が多いが、ガソリンスタンドの洗車機を使うなら、そのたびに空気圧チェックをする習慣づけを。
⚫︎メンテナンス費
自分のクルマを整備するのに整備士の資格は不要。
本来、自分のクルマは自分で整備すべきで、例えばタイヤの空気圧チェック、ワイパーゴム交換、冷却水の補充、エアコンフィルターの交換くらいは自分でできるようになっておきたいもの。
また、愛車のメンテナンス作業をショップに出した時、なんでもかんでも言われるがままに整備してもらってお金を払うよりは、きちんと整備内容などを説明してもらえるようなショップと付き合うことも重要。
新車購入の場合は、最初の1年はほぼオイル交換程度しかメンテナンス費はかからないので、車種や走行距離にもよるが1〜2万円/年くらいが相場。
⚫︎車検代
もっとも出費を抑えられるのは自分で整備を行ってユーザー車検に挑むことだが、ある程度の知識や経験、工具などがなければ難しい。また、整備不良が事故につながりかねないので、自信がない人には絶対にお薦めしない。
ユーザー車検を行わない場合の車検代を抑えるポイントは、3社以上の見積もりを取ること。そこで注目すべき項目は「基本料金」と「整備費用(工賃)」である。
車検とは、クルマが保安基準を満たしているか? を検査するものだが、車検時 「のみ」決められた部品が正しく機能し、保安基準を満たしていれば合格となる。
つまり、あまりに車検代を浮かせたいがために「車検後数日で結局パーツ交換することになった」では出費を抑えた意味がないし、車検にはギリギリ合格するがクルマが危険な状態では事故につながりかねない。
そういったことを回避するために「予防整備」がある。これは、整備士の考え方によるが、「車検にはギリギリ合格するが、安全を考えて今のうちにパーツ交換をしておいたほうがいい」「大きな出費となる前にメンテナンスはしておいたほうがいい」など、主に故障の事前予防を考えた整備を行うこと。
なぜこの整備が必要かなどをきちんと説明してくれるショップは、ある意味優良なショップとも言える。見積もり金額のみを見るのではなく、こういった点にも注目すべき。
金額はクルマの大きさや新車・中古車で変わるが、軽自動車で5〜10万円、普通乗用車で7〜15万円ほどが相場である。
クルマの維持費を抑える8つのポイント
というわけで、数字を項目別に見ていくとクルマの維持費を抑えるには以下がポイントとなる。
1.税金の抑えられる軽自動車、免税・減税対象となるエコカーや電気自動車を選ぶ
(大排気量車や大型車はかなり割高)
2.新車新規登録から13年が経過する前に買い替える
3.とにかく情報収集して駐車場代を抑える
4.保険の見直し(ただし必要な項目は押さえること)
5.軽自動車を買うなら4月2日以降
6.大きな修理より予防整備のほうが安くなる場合もあることを知っておく
7.車検見積もりは3社以上から取る
8.できるなら、自分のクルマは自分で整備
いろいろ書いたが、維持費はできるだけ抑えたいけど、維持費ばっかりを考えて欲しくもないクルマを買うのは悲しい。
クルマは趣味の対象でもあるので、多大な出費を覚悟しつつ「コレっ!」ってクルマを買うほうが幸せな気も…… (笑)。
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