ホンダ「シティ」海外で超進化! タイ新型シティの実力と日本導入可能性

ハッチバックにはRSをさらにスポーティにした「DRIVAL」という胸アツな限定車が!!

 バンコク国際モーターショーに出展されていたシティとシティハッチバックは、シティが「RS」で、シティハッチバックが「RS」よりもさらにスポーティにアップデートされた「DRIVAL」という限定車でした。

 シティRSのエクステリアは、前後のオーバーハングが長く、キャビンが盛り上がったスタイリングで、最新のフロントグリルデザインに加えて、大型ヘッドライトやLEDデイタイムランニングライト、ブラック塗装のフロントバンパー加飾、一部カーボン模様パーツなどが備わっていました。

 リアもアンダーディフューザーやリアスポイラー、LEDテールライトが装着されており、スポーティで若々しい印象。ホイールも2トーンカラーが採用されていました。

 インテリアは、ブラックを基調にレッドの差し色を施したスポーティなデザインが採用されており、ステアリングホイールやドアトリム、シフトノブカバー、センターコンソールにも、赤い刺繍が施されています。助手席側前のダッシュボードにも、レッドの加飾パーツが装備されていました。Apple CarPlayやAndroid Autoとワイヤレスで接続できる8インチタッチスクリーンオーディオシステムも搭載されており、後部座席用のType-C USBポートもしっかりと装備されていました。

 さらにハッチバックの「DRIVAL」では、フロントからリアエンドまでDRIVAL専用のエアロパーツが装着されているほか、アウタードアハンドルやルーフもブラック塗装し、DRIVALロゴも装着するなど、スペシャルなモデルに仕上げられていました。この限定車「DRIVAL」の車両価格は82万9000バーツ(日本円で約367万円)で、これはシティシリーズ最高額となるようです。1000台限定とのことですが、当日の賑わいぶりからしても、すぐに完売となるのではないでしょうか。

シティハッチバックの特別仕様車「DRIVAL」。ブラック塗装のエアロパーツなど、派手な加飾が多数装着されている
シティハッチバックの特別仕様車「DRIVAL」。ブラック塗装のエアロパーツなど、派手な加飾が多数装着されている

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 日本にはホットハッチと呼ぶことができるモデルがなく、このシティハッチバックのRSやDRIVALのようなモデルは、何ともうらやましい限り。タイは日本同様に右ハンドル左側通行の国。台数限定でもいいので、日本にも導入してくれたら、喜ぶホンダファンは多いのではと感じました。

【画像ギャラリー】日本にも欲しい!! ホンダ「シティハッチバック」の1000台限定モデル「DRIVAL」(17枚)画像ギャラリー

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