新型RAV4世界初披露!! これはガチで売れそう!! スペック研究と「走り」の期待

PHEVはモンスター級の速さ HEVの進化度合いも楽しみ!!

 パワートレインは、ガソリン車が廃止となり、ハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の電動車のみというラインアップに。

 PHEVは個々のユニットを小型&高効率化したことに加えて、電池を大容量化することで、EV航続距離を従来の95kmから、150kmにまで延伸された。モーター出力も12%向上したとのことなので、現行RAV4 PHEV(システム最高出力306PS)の頭をヘッドレストに「ドン」と押し付けられるような速さよりもさらに速い、モンスター級の速さを手に入れたものと予想される。この辺りは早く体感してみたいものだ。駆動用バッテリーに水冷式熱管理システムを導入し、DC急速充電に対応したのも嬉しいポイントだ。

 HEVも、構成ユニットを改良することでモーター出力を向上、シームレスな加速と軽やかな出足、ダイレクトな駆動力レスポンスを手に入れているという。現行モデルのHEVも十分に滑らかな走りであり、その進化度合いは非常に楽しみなところだ。

 現段階ではこれ以上のエンジン排気量や駆動用モーターのスペック、燃費、走りのポテンシャルなどに関しては未公開であり、採用されるエンジンについても公表がないため、採用が期待されている、トヨタが2026年から2027年には開発に目途が立つと説明している電動車向け新型エンジンかどうか分からない。ただ、新型RAV4の発売は2025年度内ということなので、発売当初はこの新型エンジンではないのだろう。おそらく数年後の商品改良のタイミングで採用する算段なのではないだろうか。

国産メーカーとして初めて、膨大なライセンス料がかかるGoogleの車載OSではないトヨタ独自開発の車載OS「Arene(アリーン)」を搭載
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よく使う物理スイッチを配置した、使いやすそうなセンターコンソール。リバーシブルセンターコンソールもいいアイディアだ
よく使う物理スイッチを配置した、使いやすそうなセンターコンソール。リバーシブルセンターコンソールもいいアイディアだ
中央の「コア」、右の「アドベンチャー」、左の「GRスポーツ」。3つのグレード構成でスタートする新型RAV4の日本発売は、2025年度内を予定している
中央の「コア」、右の「アドベンチャー」、左の「GRスポーツ」。3つのグレード構成でスタートする新型RAV4の日本発売は、2025年度内を予定している

気になるのは価格 現行同等ならヒット間違いなし!!

 先進的な内外装デザインと、使い勝手がさらに向上したインテリア、最新のパワートレイン、高い安全性など、全方面で期待を上回る進化を遂げた新型RAV4だが、気になるのが価格だ。

 日本仕向けとしては、HEVは、現行RAV4 HEVの最安モデル(2WD-X)の税込385万円と同等以下、PHEVは、現行RAV4 Z(PHEV)の税込566万円と同等以下が期待値であり、これを満たせるようならば、新型RAV4は、日本国内においてもかなり存在感を示してくれるのではないだろうか。詳細発表は、秋のジャパンモビリティショー2025となるだろう。発売が非常に楽しみだ。

【画像ギャラリー】遂に誕生!! 3つのバリエーションが用意された第6世代目となるトヨタ新型「RAV4」(14枚)画像ギャラリー

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