スバルはWRCへ復帰するのか? 次期WRXを思わせる”謎画像”から水平対向の「次」を読み解く!!!

藤貫氏もWRXにノリ気?

今回公開された写真の参照元とみられる2007年のインプレッサWRX STI
今回公開された写真の参照元とみられる2007年のインプレッサWRX STI

 ダメ元で藤貫氏に直撃してみると、ニヤッと笑いながらこんなヒントをくれた。

 「我々の技術アセットはいくつかありますが、皆さんは『なぜ出さないの?』思ってるモノってありますよね? 私個人は『出せばいいじゃん』と思っています。ちなみに現在、クロストレックとフォレスターにストロングHEVを設定。これまではCAFE規制(企業別平均燃費基準)の対応でできる/できないがありましたが、今の計算上ではストロングHEVを2台売ると、内燃機関モデルを1台売ることができる状況になっています。そうなった時に『必要なモデルって何だろうね?』と言うわけです。

 ただ、皆さんが想像するクルマだけが尖ったモデルではなく、色々な提案があるぞ……と。もう少し言ってしまうと、新型RAV4はHEV/PHEVのみの設定なのでMTモデルは出したくても出せません。そんな時『スバルならどうするの?』と言う事です。全然ヒントになっていませんね(笑)」。

スバリストを納得させる悦びは現れるか!?

WRX登場したのは2007年のこと。“操る悦び”と“所有する悦び”が掲げられた。画像は3代目インプレッサ WRX STI
WRX登場したのは2007年のこと。“操る悦び”と“所有する悦び”が掲げられた。画像は3代目インプレッサ WRX STI

 これらの話を全て“鵜呑み”にして考えると、直近のプロダクトは「拡張性(=高出力ターボエンジン+MTのような現行ラインアップには存在しない組み合わせなど)と「柔軟性(=SUV系にもスポーツ志向のグレード追加など)」を活かしたモデルラインアップの拡充。その先のプロダクトは、現行ラインアップの原点回帰(=WRXは何のために生まれたのか?)を踏まえた「モデル改革」が行なわれるのではないかと筆者は予想している。

 特にその先のモデルはそれくらいのインパクトが無いと2025年ジャパンモビリティのメインステージは張れないし、スバルファンも納得してくれないだろう。

 まだまだ解らないことばかりだが、1つ言えるのは、直近はどちらかと言うと「守り」だったスバルが「攻め」に転じた事である。今後のスバルがより楽しみになってきた。

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