藤貫氏もWRXにノリ気?
ダメ元で藤貫氏に直撃してみると、ニヤッと笑いながらこんなヒントをくれた。
「我々の技術アセットはいくつかありますが、皆さんは『なぜ出さないの?』思ってるモノってありますよね? 私個人は『出せばいいじゃん』と思っています。ちなみに現在、クロストレックとフォレスターにストロングHEVを設定。これまではCAFE規制(企業別平均燃費基準)の対応でできる/できないがありましたが、今の計算上ではストロングHEVを2台売ると、内燃機関モデルを1台売ることができる状況になっています。そうなった時に『必要なモデルって何だろうね?』と言うわけです。
ただ、皆さんが想像するクルマだけが尖ったモデルではなく、色々な提案があるぞ……と。もう少し言ってしまうと、新型RAV4はHEV/PHEVのみの設定なのでMTモデルは出したくても出せません。そんな時『スバルならどうするの?』と言う事です。全然ヒントになっていませんね(笑)」。
スバリストを納得させる悦びは現れるか!?
これらの話を全て“鵜呑み”にして考えると、直近のプロダクトは「拡張性(=高出力ターボエンジン+MTのような現行ラインアップには存在しない組み合わせなど)と「柔軟性(=SUV系にもスポーツ志向のグレード追加など)」を活かしたモデルラインアップの拡充。その先のプロダクトは、現行ラインアップの原点回帰(=WRXは何のために生まれたのか?)を踏まえた「モデル改革」が行なわれるのではないかと筆者は予想している。
特にその先のモデルはそれくらいのインパクトが無いと2025年ジャパンモビリティのメインステージは張れないし、スバルファンも納得してくれないだろう。
まだまだ解らないことばかりだが、1つ言えるのは、直近はどちらかと言うと「守り」だったスバルが「攻め」に転じた事である。今後のスバルがより楽しみになってきた。


コメント
コメントの使い方WRXは、インプレッサに回帰する!!と考えて良いのかな??
これぞ「なんてことしてくれるんだ!!」もちろん歓迎、大歓迎!!
そのついでに現行WRXS4とレヴォーグも、シン・レガシィセダン&ツーリングワゴンと改名いただければ、私のような昭和、平成を引きずるジジィたちは大喜び間違いなし!!
WRCもEV限定のWRCe的な競技を作って欲しい
いつまでも内燃機関でレースという時代ではない