電動原付って自由で楽しいなぁ!! ありえない気持ちよさにホンダ謹製電動バイク欲しくなりました!

コンビブレーキシステムでコーナーリングもスムーズ

八丈富士と八丈小富士が一緒に見える絶景の登龍峠(のぼりゅうとうげ)で休憩
八丈富士と八丈小富士が一緒に見える絶景の登龍峠(のぼりゅうとうげ)で休憩

 バイク初心者にとって苦手なのが、ブレーキングですね。スクーターの場合、右手がフロント、左手がリアブレーキになり、前後のバランスをとってブレーキしましょうと教えられるはずです。

 ところがEM-1 e:はコンビブレーキを採用し左ブレーキだけで、フロントもリアも適切なブレーキをかけてくれます。おかげで右手はアクセル操作に集中でき、左手のブレーキ操作でしっかり減速できることで、タイトなコーナーもまごつくことなく、減速でき、加速に移ることができます。

 12km少し走ると八丈一周道路の最高地点394mに到達しました。ここからいよいよ下りです。下りはブレーキをかけながらも、スピードが落ち過ぎないように走ります。

 海風が心地よく、ガソリンの原付バイクのように、いやな熱気を感じることがありません。小さなヨットに乗った気分で、街まで一気に降りてきました。しばらく走ると横間橋と逢坂橋という2つの橋でできた約1.3kmの長い上りとなります。

 スピードが落ち過ぎないように気をつけスロットルを開けていきます。右には八丈小島が見える絶景スポットで、写真を撮りたくなりましたが我慢してゴールを目指します。そして約1時間かけて27.3㎞を走り切りました。

 たった1時間ですが、集中して乗ったせいか、走る、曲がる、止まるというバイクの基本を学べたような気になりました。

メーターは見やすいデジタルでアクセルの下にECONモードスイッチがある
メーターは見やすいデジタルでアクセルの下にECONモードスイッチがある

 ただあまりエコランを気にせず走ったせいか、バッテリー残量は39%と成績は中くらいでした。これだと満充電から44.8㎞走れる計算です。成績はイマイチでも自由に気持ちよく走れたことで大満足でした。

 大満足といえば、夕食にいただいた明日葉のてんぷら。サクサクとした食感と適度な苦味がやみつきになってしまいました。

「今日摘んでも明日には葉が出る」ことから明日葉という名前が付けられたそうです。生命力が強く、八丈島には道端にもたくさん生えていると聞いてビックリ! 

 そうだ、明日葉採りにはクリーンで便利なEM-1 e:が最適ですね。次はEM-1 e:に乗ってフェリーで八丈島に出かけよう。そして、自宅の庭にも明日葉を育てたいな! そんな夢を見て、熱帯夜を過ごしています。

プロフィール

佐藤ともみ・ホンダレディを卒業後、4輪、2輪のレースのMCやレポーターを数多く務める。2輪業界では絶大な人気で「トンちゃん」と愛されている。毎週火曜日11時30分からFM栃木Radio BerryでTF-Voiceのパーソナリティを務めている

【画像ギャラリー】あらら、こんな簡単なの!? ホンダ謹製電動バイクのすごいとこがコレ(6枚)画像ギャラリー

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