「新型エスティマ」があるとすれば、それは次世代のミニバン像の旗手になる!!
日本もそうですが、アジア市場を中心に多人数乗車ニーズは健在で、プレミアム志向のモデルにも一定の需要があります。そこに電動化と自動運転という新たな潮流を取り入れた「未来志向の電動ミニバン」が投入されれば、さらに市場を拡大できる可能性は少なくないと思われます。
実際、トヨタは2023年に中国市場向けに「bZ FlexSpace Concept」というファミリー向けBEVのコンセプトカーを公開しています。SUV的な要素を取り入れつつも、多人数乗車を意識したパッケージとなっており、ある意味「次世代エスティマ」の萌芽といえるかもしれません。
近年は自動運転やコネクテッド技術の進化によって、車内空間の使い方も変わりつつあります。走るだけでなく「過ごす空間」としての機能が重視されるいま、「走るリビング」という未来のカーライフのスタイルを提案したエスティマが、再び登場するとすれば、単なる懐古主義ではなく、次の時代のミニバン像を切り開く旗手となるかもしれません。今後に期待したいです!!
【画像ギャラリー】当時の常識を覆す革新的なミニバンだった、トヨタ「エスティマ」の歴代モデル(18枚)画像ギャラリー


















コメント
コメントの使い方日本でマツダのMPVとエステマが、商用車以外のシャ-シから初めてミニバンを登場させました。エステマの弱点は、非力の2.4直4のみでV6が搭載できなかったこと。但し初めて1.7m幅を超えた普通登録3Noの先駆けとなったこと