コスパ最強コンパクトハイトワゴンを勝手に応援!! スズキ ソリオはもっと売れていいんじゃないの!?

小さな子どもなら車内で立って着替えらえる

室内高は1365mm。小さな子どもなら立ったまま着替えられる
室内高は1365mm。小さな子どもなら立ったまま着替えられる

 全高が高めなので、小さなお子さんであれば、車内で立って着替えられるし、ラゲッジボード下の空間には、スーパーの買い物カゴがすっぽりと収まる。

 車内にはほかにも、各所に収納スペースが仕込まれており、限られた室内空間を最大限活用できる工夫が「これでもか!」と盛り込まれている。

 さらに、小回り性能もソリオの魅力だ。最小回転半径はなんと4.8m、軽自動車並みだ。駐車場での取りまわしのシーンでも、スイスイと操作ができるので、運転に不慣れなドライバーでも運転がしやすい。

 もちろん運転席からの視界も素晴らしく、メーカーオプションの全方位カメラによる3Dビューを使うことで、目視しにくいエリアの周辺確認もバッチリだ。

今後はルーミーに肉薄していくのでは!?

 ソリオの価格は約192円からで、ソリオバンディットは約230万円からラインナップ。今回、全モデルがマイルドハイブリッド車になったことや運転支援技術の追加などにより、エントリー価格は10~20万円ほどアップした。

 冒頭でも紹介したが、ソリオの直近5月の月販台数は、ライバルであるルーミーの半分ほど。一部仕様変更で商品力がかなり向上したソリオが、この先、世の中に浸透していけば、販売面でルーミーに肉薄していくのではないだろうか。

 これほど室内の使い勝手がよく、運転しやすい、コスパに優れたコンパクトカーはほかにない。

 ソリオの今後の活躍に期待しつつ、ルーミーとの大激戦をぜひ見たい!!

清水草一氏が提言! ソリオを売りまくる方法

白と黒の2トーン・ソリオに丸目ヘッドライトで「ソリオ・パンダ」はどうだ!(写真は現行ソリオ バンディット)
白と黒の2トーン・ソリオに丸目ヘッドライトで「ソリオ・パンダ」はどうだ!(写真は現行ソリオ バンディット)

 ソリオは大変いいクルマだ。シャシー性能が高いし、パワートレーンもイイ。ライバルのルーミー/トールと比べると、性能的にはブッチギリで勝っている。カーマニア的には断然ソリオを応援したい。なんとかトヨタのルーミーに勝つくらい、バカバカ売る方法はないものか。

 ひとつは、肉を切らせて骨を断つ作戦だ。スペーシアの販売を中止し、ソリオに集中させるのである。スペーシアがある限り、ソリオがバカバカ売れることはない。N-BOXがあるかぎり、ステップワゴンがバカバカ売れないのと同じだ。しかしこれでは、スズキの国内販売が悲鳴をあげる。断念。

に考えられるのはデザインの変更だ。それも簡単にできる顔の変更である。今の顔も別に悪くはないが、方向性がルーミーと同じ。これでは勝てない。

 ならば「カワイイ系」を追加して勝負すべきだ。ソリオ・スマイル、あるいはソリオ・ラパンを投入し、カワイイ顔で勝負である。ヘッドライトは丸目一択! 丸いおメメで勝負をかけろ! ついでにテールランプも丸に統一せよ。

 ラパンはウサギなので、パンダでチャレンジするのも悪くない。パンダをイメージした「ソリオ・パンダ」の投入だ。ボディカラーは当然白と黒の2トーン。パンダ見物に行列ができるのだから、ソリオ・パンダに行列ができるのは時間の問題だろう。よかった。

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