新開発水膜バスターでアイスバーンを掴み取る
『アイスガード8』に盛り込まれた技術をひと言で表現するなら、接触の最大化。それを表現する技術コンセプトが「冬テック」だ。
「水膜バスター」と呼ばれる天然由来素材を配合。従来の吸水バルーンに対し小型化したことでより高密度に配合可能となった。これにより水膜との接触密度が63%増加し、吸水量は8%向上。より効果的に氷上の水膜を除去することが可能となった。これが「接触の最大化」を実現するひとつ目の技術だ。
さらにブロック形状、接地面形状を最適化することで接地面積を8%拡大し、ブロック剛性を7%高めた。溝の量を減らしながらも、エッジ成分は4%増加させることでアイス性能だけではなくスノー性能、さらにドライ性能も高めているのがポイントだ。これがふたつ目の主要技術。
アイスガード7に対し氷上制動14%、氷上旋回13%性能が向上するだけではなく、雪上性能を4%、ウエット性能を3%、ドライ性能を3%引き上げている。さらに、スタッドレスタイヤが苦手としている静粛性能を22%も高めているのも特筆ポイントだ。
さらなる技術開発で、大きな進化の伸びしろを見せた『アイスガード8』は全71サイズのラインナップで2025年9月1日より順次販売開始の予定だ。

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