「革新の新技術」と謳われたのに“あと一歩…”だったエンジン列伝

冷却不要。とはならなかったセラミックエンジン

●セラミックエンジン(いすゞ)

「革新の新技術」と謳われたのに“あと一歩…”だったエンジン列伝
1983年発売のいすゞ アスカ初代モデル。1985年には、このクルマにセラミックエンジンを搭載したコンセプトカーのセラミックアスカが公開されている

 内燃エンジンでは冷却が不可欠であり、ほとんどのエンジンは内部に冷却水を循環させてエンジンを冷やし、この冷却水は車体に装着されたラジエターで冷却される。

 内部での燃焼温度が2000℃にも達するエンジンでは、それを構成する金属部品が高熱で変形して、最悪の場合は溶けてしまう可能性もある。

 そこで冷却を行うのだが、エンジンの部品に高温にも強い素材を使用すれば、冷却に必要なパーツを減らすことができ、車体の軽量化やコストダウンを実現する。

 この理屈に基づいていすゞが研究開発を進めたのが、金属に替えてセラミックを使用するセラミックエンジンだ。

 セラミックエンジンの開発は1970年代にスタートしたといわれていて、当初は軍用車両に使用することを目的にしていたが、その開発は困難をきわめた。

 セラミック自体には高い熱耐性があるが、水冷、あるいは空冷システムを持たないセラミックエンジンは、シリンダー内部の温度を下げる手段がなく混合気を効率よく燃焼室に送り込むことができなかったのだ。

 この問題を解消する対策も行われたものの、セラミックエンジンを実用レベルに仕上げることはできなかった。

 現時点では、自動車用エンジンの革命になる可能性もあったセラミックエンジンが復活する可能性はあまり望めない。

【画像ギャラリー】それでも名機と呼びたい名エンジンたち(14枚)画像ギャラリー

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

GRセリカ気になる続報!!「ベストカー 10月10日号発売!」

GRセリカ気になる続報!!「ベストカー 10月10日号発売!」

ベストカー 10.10号 定価 590円 (税込み)  8月のカレンダーをめくり、季節はつ…

あなたの愛車が高く売れる!

電話が一切こない新査定「マイカースカウト」

個人情報入力なし! 営業電話なし! 平均37.5万円UP!※

※ 買取店からの買取提示額(上限額)の差額平均
(2025年10月)

情報登録完了後、すぐに提示価格が届きます まずはお試しください!

登録後の流れ

登録後の流れ 1 愛車の情報を入力 2 買取店から価格が届く 3 提示価格を確認

提供:carview!