時流に合わせてコンパクトクロカンからコンパクトSUVに進化したダイハツ・ロッキー

2019年11月にデビューしたロッキー。
オールドファンにとって“ダイハツのロッキー”というとセールスが低調だったことから今では珍車・不人気車にカテゴライズされることが多い。
コンパクトなクロカンモデルとして1990年に登場した初代を思い浮かべる人もいるかもしれないが、22年ぶりに復活した2代目は車名こそ継承しているものの、そのコンセプトはまったく別もののコンパクトSUVとしてデビューを果たした。
2代目の大きな特徴となったのは取り回しが良い5ナンバーサイズ、広い室内空間と大容量のラゲージ、躍動感ある力強いデザイン、安心の先進・安全機能といったところ。
そして、エンジンには全グレード共通の1.0リッターターボエンジンを搭載。スロットル特性を最適化してレスポンスやコントロール性を向上させつつ、低開度域はコントロール重視、中高開度域はレスポンス重視といった細かい味付けもなされた。
スプリットギアを用いた技術を採用したD-CVTも変速比をワイドレシオ化して優れた燃費性能と高い静粛性を両立。
新プラットフォームの軽量高剛性ボディとの組み合わせが生み出す軽快な加速感と高い操縦安定性もロッキーの持ち味となっている。
いっぽう、1963年に発売されたコンパクトカーのコンパーノをイメージしたコンパーノレッドというボディカラーが用意されたことは、復刻という意味において2代目デビュー時のちょっとしたトピックとなった。
その後、2021年11月にはエンジンで発電し、その電力を使用してモーターで走行する新開発のe-SMART HYBRIDと1.2リッター自然吸気ガソリンエンジンを搭載したモデルを追加して商品力を高めている。
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