右に出すか、左に出すか判断のポイント
最後におさらい。合流時のウインカーは、状況によって右か左かが変わる。一時停止の標識や停止線がある場合は交差点とみなされ、左折に該当するため左ウインカーを出す。
一方、高速道路の合流などで停止線がなく、本線への「車線変更」とみなされる場合は右ウインカーを出す。迷った場合は、標識や道路の表示を確認し、交差点か車線変更かを見極めよう。
■左ウインカーを出す場合(交差点とみなされる場合)
・停止線や一時停止の標識がある場合、その合流地点は交差点と判断される。
・側道から本線へ「左折」する形になるため、左ウインカーを出して合図。
・安全確認後、本線の車列に左折の意思を伝えて合流。
■右ウインカーを出す場合(車線変更とみなされる場合)
・高速道路のランプや、都市部などで側道が本線へ滑り込むような「付加車線」がある場合。
・停止線がなく、本線が途中で点線になっているような箇所に合流する場合も車線変更とみなされる。
・進行方向と同じ方向へ進路を変える(右寄りに進路を変える)ため、右ウィンカーを出して合図する。
■判断のポイント
・合流地点の手前に停止線や一時停止の標識があるかどうかで、交差点かどうかが判断できる。
・停止線がなければ、それは「付加車線」から本線への「車線変更」と判断され、右ウインカーを出す。
・道路の形状が複雑で判断が難しい場合は、周囲の道路標識や表示をよく確認することが大切。

コメント
コメントの使い方迷うような問題ではない。道路形状が、ハンドルを左に切って合流する形状であれば左ウインカー、右に切って合流する形状であれば右ウインカーを出す。逆はそもそも不可能なはず。