英国の名門アストンマーティンが新車を発表した――そう聞けば誰もがスポーツカーやSUVを想像するだろう。ところが今回の主役はなんと乳母車(ストローラー)だ。価格はさすがの50万円! これはただの乳母車ではなく、クルマ好きをも唸らせる究極のライフスタイルアイテムなのである!?
文:ベストカーWeb編集部/写真:アストンマーティン
【画像ギャラリー】意外に安い!? アストンの乳母車をアップで見て!(9枚)画像ギャラリークルマ作りの哲学を乳母車に込めて
アストンマーティンはeggを公式ストローラーパートナーに迎え、特別仕様の「egg3」コレクションを発表した。サスペンションからシルエットまで細部にわたり設計思想が息づき、クルマと同じく“走りの質感”を追求している。
ステファノ・サポレッティ(アストンマーティン ブランド多角化ディレクター)は「DBXが家族旅行に新しい可能性をもたらしたように、egg3はファミリーの毎日にアストンマーティン体験を提供する」と語る。
しびれるのは内装にDBX707を思わせるキルティングパターンを採用していること。ホイールはヴァラーやヴィクターに着想を得たハニカムデザインで、センターハブのグラフィックはアストンのロータリーコントロールを彷彿とさせる。
レザーやトリム素材もアストンマーティン車と同じ供給元から仕入れ、細部まで“本物”の仕立てだ!
べ、ベビーカーが50万円だと?
カラーは象徴的なグリーンに加え、ヘリテージ調のグレーバリエーションを2種類展開。なかでもグリーンモデルにはライムカラーのアクセントが入り、モータースポーツDNAを強く感じさせる仕上がりとなっている。
グレー系はヘリンボーン生地とビターチョコレートレザー、マグネトブロンズのハードトリムを組み合わせ、ヴィンテージな英国の香りを漂わせる。
発売は2025年第4四半期で、9月から予約受付を開始。世界初披露の舞台は9月9日から11日にケルンで開催される「Kind + Jugend Trade Fair」だが、どうやら価格は2500ポンド(約50万円)~らしい。
かつて「乳母車界のアストンマーティン」と呼ばれたeggが、本家とタッグを組んで実現したこのコラボ。ファンならずとも、その仕上がりを一度は体感してみたくなるに違いない。











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