クルマに求める要素は何か? “カッコ良さ”とか“速さ”とか、そんなものはもういらないけれど、ある部分ではこだわりたい……というそこのアナタ。だったら、ハッタリが利き、イケオジを気取れるお手頃なクルマはいかが?
文/FK、写真/トヨタ、ホンダ、マツダ、三菱自動車、CarsWp.com
【画像ギャラリー】100万円以下で叶うイケオジカー(13枚)画像ギャラリーあなたが注目するイケオジポイントとは?
カッコ良さ、速さ、パワーに憧れていた若い頃とは異なり、年を重ねるにつれてクルマに求める要素が変わりつつある……という人は決して少なくないだろう。
例えば、
・若々しさや派手さよりも上質で洗練された見た目にこだわる
・過剰なスポーツ性能よりも快適かつ安心できる走行性能を重視する
・革やウッドパネルなど質感の高い素材を使った内装にこだわる
・仕事、趣味、日常生活などあらゆるシーンに対応する機能性にこだわる
・長く付き合える信頼性と耐久性にこだわる
など、その要素は枚挙に暇がない。
加えて、こだわりが強ければ強いほどクルマの選択肢は狭くなるのが一般的。だが、しかし! 探せば、まだまだ安くても良いクルマは存在する。
そこで、ここでは“イケオジ”と“ハッタリが利く”という目線でSUV、ミニバン・ワゴン、スポーツカー、セダンの4部門から100万円以下で買えるモデルをピックアップしてみた。
いずれも個性が際立つモデルばかりなだけに、きっとあなたの所有欲を満たしてくれるに違いない。
【SUV部門】マツダ・CX-5(初代)
2025年7月10日に欧州事業を統括するマツダ・モーター・ヨーロッパが次期モデルを初公開したCX-5。
その開発コンセプトは“新世代エモーショナル・デイリーコンフォート”で、魂動デザインや人馬一体の走りは前モデルから継承・深化させつつ室内空間の広さや使い勝手、乗り心地、静粛性を進化させることで日常の多様なシーンにおける快適な移動をサポートすることにある。
国内市場では2026年中の発売が予定されているが……となると、一般的にフルモデルチェンジの後は旧型モデルの相場は下がる。そこで狙い目となるのが、初代CX-5というわけだ。
マツダが初めてSKYACTIV技術をガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーのすべてに採用したCX-5の初代モデルがデビューしたのは2012年2月。
力強くて機能的なSUVらしいエクステリアデザインが採用された初代モデルは、当時のマツダデザインに共通するシグネチャーウイングを採用することで立体的かつ力強いフロントフェイスを実現。
ここがまさにイケオジポイントであり、見た目の良さはいまなお健在で古さを感じさせないマツダならではのデザインはハッタリが利くというわけだ。
また、クルマとの一体感が味わえるリニアで気持ちの良いパワーフィールのガソリンエンジン搭載車、4.0リッターV8ガソリンエンジン車なみの力強い走りを実現したクリーンディーゼルエンジン搭載車はともに大きな人気を集め、2012年と2013年には2年連続でSUV国内販売台数第1位を獲得している。
2015年4月には世界累計生産台数が100万台に到達するなど、グローバルにマツダのカーラインナップをけん引する主力モデルへと成長したCX-5。
現在の中古車市場における初代モデルの価格相場は安い個体であれば50万円前後から販売されており、タマ数も豊富で買いやすい状況にあることもポイント高し。














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