まずはここから! 「エアコンを適切に使用」
カーエアコン、特に冷房を使用すると、燃費が10%ほど悪化すると言われている。また、JAMA(日本自動車工業会)によると、エアコンの設定温度よりも風量のほうが燃費に大きく影響するとされるようだ。
これはエアコンのコンプレッサーに必要な力をエンジンに頼っているため。その駆動によってエンジンパワーにおける補機駆動損失が発生し、その結果として燃費が悪化するわけだ。たかがエアコンといえど、そのパワーロスは想像するよりも大きい。
とはいえ、暑い日にエアコンを使用しないわけにはいかない。その場合は、走り始めは窓を開けて車内を換気したり、温度設定を高くするなどの工夫が必要だろう。また、暑い外気を取り込む外気導入ではなく、車内の冷気を循環させる内気循環モードにするのが効果的だ。
省燃費のためのその他の工夫
近年減少しつつあるが、アイドリングストップ機能も省燃費に役立つ機能といえる。特に信号停止が多い街乗りの場合には高い効果を発揮するだろう。
また、車両の保全を考慮した場合には、オートライト(自動点灯ライト)も使用価値が高い。ライトの消し忘れがなくなればバッテリー負担が軽減され、電球の寿命を延ばせるからだ。
愛車の燃費を向上させて維持費を削減するには、車載装備に頼る以外にも、点火プラグ、エンジンオイル、エアフィルターなどは定期的にチェックし、不要な荷物は降ろすことなどを心がけたいもの。そうした配慮を重ねることで、愛車のライフサイクルコストは大幅に安くなるだろう。
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