伝説の「ランエボクーペ」、コンセプトRAよ帰ってきてくれ!! いま見てもカッコいい三菱の「意地」の塊

ぜひ現在の三菱の技術でつくるスポーツカーをみてみたい!!

 しかしながら、2008年9月のリーマンショックやスポーツカー市場の縮小などが重なり、三菱の北米事業はさらに苦境に。結果としてコンセプトRAが市販化されることはありませんでした。2012年にはエクリプスの販売も終了し、2015年11月末には米国での完成車生産からも撤退。以降は日本で製造した車両を輸出する体制へと移行しています。

 現在の三菱は、世界的に展開される「アウトランダーPHEV」や「トライトン」を柱に、東南アジア市場では「エクスパンダー」「エクスフォース」「パジェロスポーツ」といったSUVやMPVが好調です。どれも力強いSUVタイプのモデルであり、現在の三菱にはスポーツモデルの印象がありませんが、当時を知るクルマファンとしては、ぜひとも、S-AWCや電動車の制御技術など、現在の三菱がもつ技術で新たなスポーツモデルを開発してほしいところ。大いに期待したいです。

【画像ギャラリー】「WRCで世界一になる」という目標に向かい、進化を続けた「ランエボシリーズ」の最終モデル 三菱「ランサーエボリューションX ファイナルエディション」(21枚)画像ギャラリー

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