憧れそのままでも値段は半分!?  見た目そっくりの格安車を狙え!!

【価格差最大222万2100円】ルノー・カングー→トヨタ・シエンタ

●ルノー・カングー

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初代や2代目に比べると“個性”という意味では薄れた印象こそあるものの、それでも自然に馴染み、街では洗練した姿を映し出すカングーならではのエクステリアデザインは魅力的

 日本で根強い人気を獲得しているフランス発のトールワゴン=カングー。

 2025年で17回目の開催となった、フレンチスタイルの休日を楽しむカングー好きのためのイベント「ルノー カングージャンボリー」には1289台のクルマと2653人が会場を訪れるなど、日本での人気の高さは衰えるところを知らない。

 2023年3月に国内デビューした現行モデルの3代目は広くなった室内空間&荷室容量や小気味良い走りが味わえる1.3リッター直噴ガソリンターボエンジンと1.5リッターディーゼルターボエンジンの採用はもとより、ひと目でカングーとわかる親しみのある個性はそのままに先進のエッセンスを取り入れたデザインなどで好評を博している。

 2025年7月には新しいデザインとなったルノーのエンブレム「ロザンジュ」を纏い、新装備を搭載するマイナーチェンジが行われている。

●トヨタ・シエンタ

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広い室内空間と取り回しの良さを具体化して、ユーザーの日常に溶け込むデザインを追求したシエンタ

 先のカングーの装備の充実は当然、車両本体価格にも反映される形となり、ガソリンエンジン車が419万円でディーゼルエンジン車が439万円と少々お高めで手が出しづらい……。

 が、しかし、日本にもカングーのような雰囲気をもったトールワゴンがあるじゃないか! そう、シエンタである。

 2022年8月のデビュー時からコーナー部を丸くしてコンパクトに見せた、取り回しの良さにもつながるシカクマルシルエットが好評を博した現行のシエンタ。

 加えて、“扱いやすい5ナンバーサイズ”、“最新の安全・安心装備”、“低燃費”という要素をしっかりと実現されているところも◎。

 しかも、車両本体価格は207万7900円から332万2000円で廉価モデルはカングーの1/2というリーズナブルさも見逃せないポイント。

 カングーに勝るとも劣らない“さまざまなシーンで気兼ねなく使えるツール感溢れたデザイン”もシエンタの個性といえるだろう。

【価格差最大212万2900円】トヨタ・プリウス→トヨタ・アクア

●トヨタ・プリウス

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伝統の“モノフォルムシルエット”を引き継ぎながら、より低重心かつスタイリッシュなプロポーションに生まれ変わった現行のプリウス

 トヨタのハイブリッドモデルと聞いて真っ先に思い浮かべるクルマはプリウス、という人は多いだろうが、トヨタのハイブリッドモデルを語るうえで外せないモデルとして存在感を示しているのがアクアではないだろうか。

 1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生して以来、圧倒的な低燃費性能を備えた新世代のエコカーとして世界中で多くのユーザーに愛されているプリウス。

 5代目となる現行モデルはスタイリッシュかつスポーティなデザインへと生まれ変わり、大衆車というよりもどちらかといえば高級路線に舵を切ったイメージをもっている人も少なくないだろう。

●トヨタ・アクア

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2025年9月の一部改良によって、“新しい時代を駆け抜けるデザイン”に生まれ変わったアクア

 一方のアクアはハイブリッドカーを身近なものにするという思いを込めて、“次の10年を見据えたコンパクトカー”を追求。

 高い実用性に加え、ハイブリッド専用車として圧倒的な低燃費・静粛性をリーズナブルな価格で実現している。

 車両本体価格はプリウスが276万9800円から460万8900円なのに対して、アクアは248万6000円から302万2800円。

 プリウスのほうが室内空間は広いし、走行性能は高いし、あらゆる面で優れていることは言うに及ばず。だが、しかし、2025年9月に一部改良が発表されたアクアを見てほしい。 

 見た目、特にヘッドライトに特徴的なイマドキの“トヨタ目”が採用されて、一気にスタイリッシュな雰囲気に! 一見するとプリウスに見えなくもないかも!? 

 内装もマルチインフォメーションディスプレイのサイズが4.2インチから7インチに拡大され、基本性能も停止直後の車両の揺れ動きを抑えて乗員の姿勢変化を低減するよう補助するスムーズストップという機能が全グレードに標準装備となったのだ。

 他にも枚挙に暇がない改良が行われており、アクアの魅力度は大きく高まっていると言わざるを得ない。

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