アウディ A4(B8型)
初代(当時のモデル名はアウディ80)がデビューした1972年以降、プレミアムミッドサイズセダンのカテゴリーにおけるスポーティでエレガントなモデルとして世界各国で評価されてきたアウディA4。
2024年に後継モデルとなるA5のデビューとともに生産を終了したが、今なお高い人気を誇っている。
そんなA4で狙い目の中古車といえるのが、2008年3月に国内販売が開始されたB8型だろう。
環境に配慮した2種類のガソリン直噴エンジンや完全新設計となったシャシーレイアウトに加え、数々の最新技術によって燃費を低減しつつ、さらにスポーティな走りも手に入れてプレミアムミッドサイズセダンとして新たな基準を打ち立てたB8型。
フロントアクスルやステアリングギヤボックスの搭載位置を移動させてフロントのオーバーハングのショート化とロングホイールベース化を実現したことにより、前後重量配分を最適化すると同時に乗り心地や歩行者保護の向上も両立。
デザインにおいても従来モデルからさらにスポーティな印象をつくり上げている。
また、エンジン、トランスミッション、ステアリング、サスペンションの作動特性をスイッチで選択できる“アウディドライブセレクト”や可変ステアリングギヤ比を備える“アウディダイナミックステアリング”もオプションで用意し、より高次元のドライビングプレジャーと安全性もしっかりと配慮。
さらに、それまではA6以上のラグジュアリークラスにしか採用されていなかったMMI(フルセグ地デジチューナーTV放送対応)や、アウディミュージックインターフェース(AMI)を標準装備するとともに、デンマークの高級オーディオであるバング&オルフセンのカーオーディオをオプション設定するなど、ワンクラス上の装備も充実していた。
現在の中古車市場におけるB8型はタマ数こそ少ないものの、価格相場は平均90万円前後とお買い得感が高い状況となっている。
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