簡単ではない、それでも「挑む」!!
ただ、中古車市場で形成された「ランクルの牙城」を崩すことは、簡単ではありません。前述もしたように、ランクルは購入価格を上回る査定がつくケースすらある圧倒的なリセールバリューを背景に、日本でも支持を広げていますが、新参のパトロールが同じ市場原理に乗せられるかといえば、そうはいかないでしょう。
また、ランクル300よりも400mmも長い大柄なサイズは、都市部での保管場所の制約を受けやすく、燃費も10km/Lを下回ると予想され、維持費の面でも「パトロールが優勢」とはいえません。
ただ、たとえ販売台数が限定的であったとしても、日産SUVラインの最上位として君臨することで、エルグランドやエクストレイルを含むラインナップ全体の価値を押し上げる効果は確実にあると思われますし、かつて「サファリ」として親しまれた大型SUVが、最新技術をまとって再び日本で展開されるというストーリーも、日産ブランドへの信頼感と期待感を高めるはずです。パトロールは全車が「メイドインジャパン(日産車体九州生産)」であるため、信頼性の面でも高い安心感を得ることができると思われます。
はたして日産の新たなフラッグシップSUVは、どこまで国内市場を刺激し、どれほどの誇りと感動をもたらしてくれるのか。今後の日産の動向に注目したいところです。
【画像ギャラリー】全長なんと5.3メートル!! 圧倒的な体躯とパワー、最新装備を備える日産新型「パトロール」(10枚)画像ギャラリー










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