依然としてSUVが好調だ。それゆえ中古車相場が高いモデルも多く、なおかつ他人とカブることも少なくない。しかし、探してみれば100万円の予算で満足度十二分の遊び倒せるSUVだってあるのだ。今回はそんなお手頃なSUVたちを紹介する。
文:木内一行/写真:トヨタ、日産、ホンダ、三菱自動車、CarsWp.com
【画像ギャラリー】通好みの変化球SUVをもっと見る(13枚)画像ギャラリー「ファミリーユースにも使えるアーバンSUV」 トヨタ・ヴァンガード
2007年にニューカマーとしてデビューしたヴァンガード。ハリアーの兄弟車「クルーガー」の後継にあたるクロスオーバーSUVで、3代目RAV4(北米仕様)と基本コンポーネントを共用している。
「アクティブ&ラグジュアリー」をテーマに開発されたヴァンガードは、アーバンシーンに映えるSUVといった装いだ。エクステリアは力強さとともに洗練さを持ち合わせ、シャープなライトを持つマスクがスポーティ。開放感のあるインテリアも質感が高く、上級SUVらしい高級感も備えている。
そして、2列5人乗りと3列7人乗りをラインナップ。ただし、7人乗りの3列目はあくまでもエマージェンシー用と割り切ったほうがいい。とはいえスマートに床下格納できるし、イザという時に7人乗車できるのはファミリーユースでも大きな魅力だ。
エンジンは2.4リッター直4と3.5リッターV6の二本立て。駆動方式は、当初こそ4WDのみだったがデビュー翌年にはFFモデルも追加され、都会派SUV色がいっそう強まった。
現在の中古車市場の車両はほとんどが2.4リッターモデルで、やはりFFの比率が高い。
そして、流通量はそれほど多くはないが、100万円以下の物件を探すことはそう難しいことではなく、70万円台の物件もある。手頃な予算で一風変わったクロスオーバーSUVを楽しんではどうだろう。
「斬新なデザインと走りの良さで勝負」 日産・ジューク
コンパクトクロスオーバーSUVとして2010年にデビューしたジューク。
その魅力はやはりデザインで、ユニークなフロントマスクや大きく張り出したフェンダーなど、どこをとっても個性的。インテリアも同様で、バイクのタンク風のセンターコンソールやスキューバーダイビング用のフィンをイメージしたドアトリムなど、斬新なモチーフが取り入れられている。
こうしたデザイン面で取り上げられることが多いジュークだが、走りにも定評がある。
特に2010年に追加された「GT」は元気なスポーツグレードで、190ps/24.5kgf-mを発揮する1.6リッターターボを搭載。組み合わされるエクストロニックCVTは6速マニュアルモードとともにシンクロレブコントロール機構も採用する。
しかも、4WDモデルの駆動システムはトルクベクトル付きの「オールモード4×4-i」。前後だけでなく後輪左右のトルク配分も自動制御することで、優れた旋回性能を実現するのだ。
また、エンジンの出力アップやCVTの多段化、サスペンションチューンなどにより走りに磨きがかけられた「NISMO」もある。
市場での流通量は豊富で、100万円以下の物件も多い。4WDターボのGT FOURだと30万円台から、NISMOだって物件数は少ないものの60万円台から探すことが可能。走りを楽しめるコンパクトクロスオーバーSUVとして、かなり魅力的な相場だ。















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