京都から未来へ発進! 道路とクルマの情報共有で超安全技術!? 通信技術利用でめざせ事故ゼロ!!

協調型自動運転が京都から世界へ

自動運転の研究が行われている京都の同志社大学。写真は京田辺キャンパスにある情報教育施設ローム記念館
自動運転の研究が行われている京都の同志社大学。写真は京田辺キャンパスにある情報教育施設ローム記念館

 「京都は、自動運転や交通に関する実証実験を行うのに最適な道路や環境が整っていて、京都府と京都市は府市協調で行っている事業も多いので、産学官の連携もうまくいっていると実感しています。協調型自動運転について、多くの企業や研究者が、けいはんな学研都市でさまざまな実証実験を行い、京都から世界に協調型自動運転が広まってほしいと思っています」。

 同志社大学モビリティ研究センターが掲げる『Move to the Future京都から未来へ』の言葉通り、自動運転の未来が京都から始まることに大いに期待したい。

京都府京田辺市、木津川市で自動運転EVバス実証実験

三山木駅、木津駅を発着する。乗ってみたい!
三山木駅、木津駅を発着する。乗ってみたい!

 京都府と京田辺市、木津川市などが連携し、2026年1月24日(土)~2月13日(金)の間、自動運転EVバスの実証運行を行う。走るのは、けいはんな学研都市エリアを通る生活路線。京田辺市では三山木駅を起点に同志社山手を巡る約5.1km、木津川市では木津駅東口から城山台を一周する約4.7kmのルートで、いずれも既存のバス停に停車する。

 車両はティアフォー社製「Minibus」で、運転者が同乗するレベル2の自動運転を採用。地域住民の試乗を通じて、利便性や安心感などの意見を集め、将来のレベル4完全自動運転の社会実装を目指す。運行管理にはソフトバンクや奈良交通なども参画し、ひとりの監視員が複数車両を遠隔管理する「1:N遠隔監視」の検証も行われる。京都府が描く次世代モビリティ構想、その一歩が静かに走り出す。

京都府が進める「ZET- Vall ey構想」とは!?

2026年2月に開催されたZET-summit
2026年2月に開催されたZET-summit

 京都府が推進する、脱炭素テクノロジー(ZET)スタートアップと企業を応援し、事業を推進する官民連携プロジェクト。京都中部・向日市周辺に脱炭素社会へ取り組む企業と知見を集積し、ゼロカーボンものづくりを核に、まちづくりまで連動させる産学公連携のクラスター計画。

 合言葉は「石油から空気へ」。向日市・JR西・京都銀行と連携協定を結び、脱炭素企業を集めて講演やピッチプログラムを実施する「ZET-summit」開催や、インキュベーション拠点「ZET-BASE KYOTO」で新事業創出と社会実装を加速する。EV・電池・バイオなどの強みを軸に、JR京都線沿線を中心とした「リーディングゾーン」で実証と投資・雇用を呼び込む。

プロフィール

佐藤健哉:和歌山県出身。1986年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。2004年から同志社大学工学部情報システムデザイン学科教授、モビリティ研究センター長。専門は情報通信技術、分散ネットワーク、ITS。国際標準化機構/ITS専門委員会(TC204)日本代表、総務省自律型モビリティ研究開発運営委員会委員長、総務省コネクテッドカー調査検討会主査など歴任。

【画像ギャラリー】京都でハイテク実証実験ってなんか絵になる! 古都と未来のコラボレーション! 日本の自動運転は京都にこそヒントあり!! (10枚)画像ギャラリー

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