マツダの体験会2日目の舞台は、美祢自動車試験場! かつての西日本サーキットでマツダ車を乗り比べる――それだけでもう夢みたいな話なのに、今回集まったのはEZ-60やCX-90をはじめとする濃すぎるラインアップ!! だけど決して楽しいだけじゃない。マツダがクルマに込めている思想が、ビシビシと伝ってくるプログラムだった!
文:ベストカーWeb編集部/写真:マツダ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】国内未導入モデルの内装まで大接近! EZ-60の大型モニターは必見!? CX-90は3列シートまで撮ったぞ!(31枚)画像ギャラリー憧れの西日本サーキットでマツダのクルマを堪能!!
2026年3月6日から2日に渡り、主に若手の自動車関係メディアの編集者を対象に開かれた「マツダ体験会」。初日では、マツダを支える精神としての歴史と土台としての工業力をたっぷりと味わうことができた。
2日目の7日は、いよいよその真価を「体感」する日だ。それを味わう場は、美祢自動車試験場。かつてフォーミュラニッポンやJTC、JTCC、JGTCなどが開催された歴史あるサーキットでもある。往年のモータースポーツファンなら目を輝かせてもおかしくないコースで、なんと今回、海外モデル含めたマツダ車を試乗できてしまった!
会場に到着してすぐ目に入るのは、試乗予定のマツダを代表するクルマたち。はやる気持ちもなんとか抑えながらまずは座学から始まる。
現在マツダが取り組んでいる、「「ひと中心のクルマの価値」研究」や人間工学を応用した「ドライビング・ポジションの造り込み」、そしてより運転を楽しむための「G-bowl ジムカーナ」の説明など知的好奇心をくすぐるプログラムを午前中から堪能!
とくに、「「ひと中心のクルマの価値」研究」は、広島大学の長町三生名誉教授の提唱した「人の感性を商品設計に活用する」感性工学を核に据えるしっかりとした学術研究。研究と聞くと身構えてしまう人もいるかもしれないが、人はどんな商品に惹かれるのかを理系分野だけでなく文系分野の知見も取り入れて分析しているため、これは比較的身近に感じやすいテーマではないだろうか?
感性工学の詳しい話は、ひとまずおくとして、まずはマツダのクルマを味わなければ、はじまらない! 最初はドライビング・ポジションだ。
「気持ちよく運転できる」を理論で作るマツダの底力!
最初の座学ですでに、マツダ車はステアリングの中心が自然とドライバーの正面へきて、アクセルやブレーキも無理のない姿勢で踏める位置で配置されている、ということは説明されていた。
続いて教わったのは、その考え方を実際の運転姿勢にどう落とし込むかということ。人間工学などから導き出された最適な関節の角度をもとに、もっとも快適で、なおかつ気持ちよく運転できるドライビング・ポジションをシートに座りながら確かめていく。驚いたのは、人によって体つきが違うにもかかわらず、この理論に沿えばおのずとその人に合った適正ポジションへ近づいていけることだった。
そして、さらに恐ろしいのは、理論として導き出された最適なポジションを、マツダ車ならどのクルマでも実際に調整して合わせられるよう作り込んでしまう技術力とそれを全車に通わせる統一性である。統一されていると聞くと、個性を消してしまうかのようなつまらなさを覚えるかもしれないが、決してそんなことはない。
このあとの試乗でも味わったのだが、マツダのクルマはそれぞれのクルマに特徴がありながら、誰でも乗りこなせるように作られているのだ。つまり安全性やクルマをより楽しむための部分は統一されながらも、しっかりと個性は残す。一体どこまで基礎研究を積めばここまでの結果を導き出せるのか……。並大抵のことではない。
【画像ギャラリー】国内未導入モデルの内装まで大接近! EZ-60の大型モニターは必見!? CX-90は3列シートまで撮ったぞ!(31枚)画像ギャラリー

































コメント
コメントの使い方