300馬力!? いらんいらん!! あの頃の“ダンガン魂”が蘇る!! 爆走コンパクト4選

「ヤル気みなぎる平成のボーイズレーサー」 三菱自動車・コルト

300馬力!? いらんいらん!! あの頃の“ダンガン魂”が蘇る!! 爆走コンパクト4選
ワンモーションの特徴的なフォルムに専用フロントバンパーやオーバーフェンダー、エアアウトレット付きボンネットを装備。タイヤも16インチにサイズアップされた

 強豪ひしめくコンパクトクラスに2002年に投入されたコルト。

 そんな三菱のベーシックカーに、2006年に追加されたのがラリーアートVer.Rだ。これは多様化するユーザーニーズに応えるもので、走りを楽しむべくエンジンや足まわりはもちろん、ボディまで手が入れられたスポーツグレードだった。

 そのキャラは非常に明解で、グリル一体のフロントバンパーやエアアウトレット付きボンネット、ブラック樹脂のオーバーフェンダーなど、見た目からも走りのグレードということが一目瞭然。

 インテリアもスポーツシートを装備し、MT車には240km/hメーターやランエボⅨと同じアルミペダルを使うなど、シンプルでスポーティな空間に仕立てられている。

 肝心のエンジンは従来からの1.5リッターターボの4G15だが、排気系の見直しを行い154psまでアップ(2007年にMTは163psに変更)。MTは独ゲトラグ製の5MTが採用された。

 そして、Ver.Rの本気度を感じるのがボディで、WRCで培った知見をもとに必要最低限の重量増で最大限の効果を発揮する補強を実施。ボディのねじり剛性は約30%もアップしたという。

 足まわりも欧州仕様のターボモデルをもとに国内用にチューニングし、タイヤは国産ハイグリップの代表格であるアドバン・ネオバを装着。さらにブレーキも欧州仕様と同スペックを採用、パワーステアリングのギア比もクイックに設定された。

 このように全身でヤル気を表したVer.Rだが、残念ながら1世代で消滅。しかし、貴重な平成のボーイズレーサーとして今も根強いファンは多い。

「鋭い加速と超スムーズな走りはEVならでは」 日産・サクラ

300馬力!? いらんいらん!! あの頃の“ダンガン魂”が蘇る!! 爆走コンパクト4選
プロジェクタータイプの3眼ヘッドライトを採用したフロントマスクが、力強く先進的なイメージ。リアでは横一文字に伸びたLEDコンビランプがワイド感を演出する

 世界初の量産EV(メーカー公表)としてリーフが登場してから15年以上経った今、EVはそれほど珍しいものではなくなった。

 各メーカーが意欲的に開発を行い、さまざまなモデルが販売されているが、なかでも軽自動車のEVは手が出しやすい価格やスムーズかつ優れた加速性能で人気。その筆頭にいるのがサクラだ。

 サクラは日産においてリーフ、アリアに続く3車種目のEVとして2022年に登場。見た目は普通のハイトワゴンと大差ないが、プロジェクタータイプの薄型3眼ヘッドライトや格子をヒントにしたワイドなLEDリアコンビランプが先進的。

 インテリアも統合型インターフェイスディスプレイや電制シフトを採用しつつ、ファブリックを広範囲に使うことで上質な空間に仕立てられている。

 搭載されるモーターは、最高出力47kW(64ps)、最大トルク195N・m(約19.9kg-m)を発生。最高出力は軽自動車の自主規制上限の数値だが、トルクはガソリン車を圧倒する。

 ルークスを例に挙げると、自然吸気は60N・m、ターボは100N・m。つまり、自然吸気の3倍以上、ターボの倍近いトルクを発生するということ。

 ただし味付けは比較的マイルド。とはいえパワフルさはガソリン車と段違いだし、スタートダッシュも鋭い。そして何より強烈にスムーズ。

 軽自動車というと、「遅い」とか「うるさい」という印象を持ちがち。しかしサクラはそんなネガを感じさせない、走りが気持ち良い元気なEV軽自動車だ。

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