一時期は隆盛を誇った動物たちが絶滅への道を辿るのと同じように、「絶滅危惧車」としてかろうじて生き残っているのがエンジン車だ。ここでは、今あるうちに一度は乗っておきたい絶滅危惧車、希少なエンジン車を取り上げていこう。
※本稿は2026年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:レクサス、日産、マツダ、トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
多気筒・大排気量エンジン(絶滅危惧度:95%)
CO2排出を大幅に削減しなければならないことは、全世界の人類が可及的速やかに取り組むべき課題だ。
自動車であれば、その究極はBEV化ということになるのだが、そこに至る過渡的処置としてハイブリッド化などの「電動化」、それに組み合わされるエンジンの小排気量化などがある。
20年前だったら、エンジンを高回転まで回してパワーを引き出すために、6気筒エンジンや8気筒エンジンなどが数多くラインナップされていたが、今や2Lクラスの過給エンジンが主流となり、多気筒&大排気量エンジンは絶滅が危惧される存在となっているのだ。
ロータリーエンジン(絶滅危惧度:25%)
世界でも量産市販車への搭載を実現したのはマツダだけというロータリーエンジン。RX-8の消滅とともに一旦絶滅したが、現在ではハイブリッドの発電用エンジンとしてMX-30に搭載。
今後は2ローターの新開発も計画され絶滅回避か?
【画像ギャラリー】もう乗れなくなる!? 名エンジン最後の姿!! V8・V12・直6・ロータリー搭載車を写真で一挙に(24枚)画像ギャラリー直6エンジン(絶滅危惧度:25%)
直6は構造上エンジン長が長くなり、横置きには不向きで、FFが主流となるとV6へと移行。縦置きFRでもクラッシャブルゾーンの確保の観点から縦長の直6は嫌われ、BMWが孤軍奮闘する時期もあった。
しかし、技術が進化し直6エンジンの全長が短縮できるようになるとともに、前面衝突対応も技術進化でクリアすると、ベンツが新世代直6を開発。
マツダも新世代ラージアーキテクチャの切り札に、3.3L直6エンジンを新開発。絶滅の危機からは脱したか?
OHVエンジン(絶滅危惧度:80%)
OHVはエンジンヘッドをコンパクトにできるメリットがあり、実はコンパクトカーのエンジンには最適のように思うのだが、現在国産乗用車への搭載は皆無。
国内絶滅種となった一方、アメ車には今でも大排気量OHVが健在だ。
【画像ギャラリー】もう乗れなくなる!? 名エンジン最後の姿!! V8・V12・直6・ロータリー搭載車を写真で一挙に(24枚)画像ギャラリーV型12気筒エンジン(絶滅危惧度:98%)
国産車では現時点では先代型センチュリーにのみ搭載実績というV型12気筒。世界でも希少種ながら現存。
【画像ギャラリー】もう乗れなくなる!? 名エンジン最後の姿!! V8・V12・直6・ロータリー搭載車を写真で一挙に(24枚)画像ギャラリー





























コメント
コメントの使い方