日本未導入が惜しい…最先端装備てんこ盛りで約370万円から。日産「NX8」の完成度が凄すぎる

日本導入の可能性は現時点低い

 NX8は、中国で競争が激化する電動車市場に投入されたモデルだ。現地メーカーとの競争が厳しさを増すなかで、装備や性能を高い水準でまとめてきた一台といえる。

 その実力をぜひ日本でも見せてほしいところだが、NX8は中国市場を主眼に開発されたモデル。東風日産が主導し、現地のプラットフォームやOSを採用していることを考えても中国専用モデルとしての性格が強い。

 日本市場における日産のBEVラインナップは、アリア、リーフ、サクラと軽~中型モデルしかなく、NX8のように装備と居住性を重視したBEVは用意されていないが、日本では高速充電に対応した充電設備が圧倒的に不足していることや、NX8には現時点で右ハンドル仕様の設定がないこと、1,920mmという全幅などを考慮すると、残念ながら日本市場への即時の導入は現実的とはいいがたい。

 しかし、日産は中国を重要な電動化拠点と位置づけており、Nシリーズはその中核を担う戦略車だ。将来的には他地域への展開も示唆されており、グローバルモデルへ発展する可能性が完全に閉ざされているわけではない。また、日本投入がないとしても、中国で培われた技術や商品企画が今後どのように他地域へ展開されていくのかは日本のユーザーとして注目すべきポイントだ。中国市場の動向からは、今後も目が離せそうにない。

NX8のリアビュー。上品なディテールと先進性を感じさせるスッキリとしたフォルムに「NISSAN」の文字が誇らしく輝く
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【画像ギャラリー】なんと約300km分を約6分で補給可能 日産が中国で発表した高級電動SUV「NX8」(20枚)画像ギャラリー

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