タイプRかZか、それともCX-60か!? 自動車評論家がガチで格付けした「令和の名機TOP5」

橋本洋平が選ぶ令和の名機トップ5

高回転までスムーズに吹き上がる3L・V6ターボ搭載のフェアレディZ
高回転までスムーズに吹き上がる3L・V6ターボ搭載のフェアレディZ

●橋本洋平のトップ5
・日産 フェアレディZ(VR30DDTT)
・ホンダ シビックタイプR(K20C)
・マツダ ロードスター12R(PE-VP[RS-R])
・トヨタ GRヤリス(G16E-GTS)
・ホンダ プレリュード(LFC-H4)

 400psオーバーのパワーだけじゃなく、回転フィールから音といった官能性まで含めて名機だと思えるのはフェアレディZの3L・V6ツインターボエンジンだ。若干ジャジャ馬で低速のコントロール性がイマイチなところもあるけれど、高回転へ向けた突き抜けるような加速と音があるのなら許せるか。

 続くシビックタイプRの2Lターボもパワーも伸び感も文句なしで、コントロール性はZの上を行く仕上がり。4気筒だから次点にしたが、それでもエンジンの滑らかさは抜群だ。

 3位のロードスター12Rの2L直4はチューニングしただけあって高回転の伸びはベースと別物。音も含め官能性も文句なし!

 4位のGRヤリスの1.6L・3気筒ターボは、音とフィール以外は文句なし。軽量に仕立てたかったからこその3気筒だから仕方ないが、マルチシリンダーのフィールには負ける。

 5位のプレリュードの2LハイブリッドはS+シフトの効果があり官能的。パワーはもっと欲しいところだが、ハイブリッドとしては大健闘だ。

桂 伸一が選ぶ令和の名機トップ5

ラリーで最大の性能が発揮できるように設計された1.6L直3ターボを搭載するGRヤリス
ラリーで最大の性能が発揮できるように設計された1.6L直3ターボを搭載するGRヤリス

●桂 伸一のトップ5
・ホンダ シビックタイプR(K20C)
・日産 フェアレディZ(VR30DDTT)
・トヨタ GRヤリス(G16E-GTS)
・マツダ CX-60など(S5-DPTS)
・スバル WRX S4(FA24)

 今乗っておきたいのは多気筒エンジン。8気筒のスポーツPU(パワーユニット)は終了、もしくは次の出待ち状態だが、ここでは際立つPUを順位づけした。

 シビックタイプRの2L直4ターボは、突き抜けるサウンドとターボトルクが駆動力をグイグイ伝える。古典的なMT操作を駆使する必要があることも、操る楽しみにつながる。

 日産のスポーツPUといえばZの3L・V6ターボ。スポーツカーが次々に姿を消すなかで日産は伝統のZを存続させるところが偉い。

 トヨタの現行のスポーツPUはGRヤリスやGRカローラなどの1.6L直3ターボのみ。レース/ラリーで鍛えに鍛えられ強く速くタフな性能を持つ。エンジンサウンドはGRヤリスの場合、6気筒の半分という独特の音色が個人的には好みだが、迫力には欠ける。

 マツダCX-60/CX-80の3.3L直6ディーゼルターボは整ったバランスと重低音から力強く滑らかに変化するサウンドが上質。

 スバルは水平対向2.4Lターボが生む力強いトルクと滑らかなボクサーサウンドを推したい。

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