限定400台の超レアなれど実力は超級!! 4ドアGT-R「R33オーテックバージョン」が今なお幻すぎる理由

限定400台は完売! いまなお高い人気を誇る“幻のGT-R”

 架装はオーテックジャパンが担当しており、日産の量産ラインとは異なる工程で仕上げられていました。価格は、498万5000円(東京地区希望小売価格)。GT-Rクーペの478万5000円に対し、20万円高い設定でしたが、限定400台は完売しました。

 R33 GT-Rは4万台以上を販売したR32 GT-Rの後継車として登場したものの、ボディの大型化やデザインの変化、当時の市場環境なども影響し、総生産台数は約1万6700台に留まっています。そのなかでこの4ドアGT-Rが完売したことは、実用性とGT-Rの走りを両立したモデルを求めるユーザーが、確実に存在したことを示しているといえるでしょう。

 流通台数そのものが少ないため、現在中古車市場で見かける機会はほとんどなく、仮に流通したとしても状態のいい個体は高値が付く傾向。補修部品も、RB26DETT関連は比較的入手しやすいものの、4ドア専用部品の調達は容易ではなく、維持には相応の手間とコストを覚悟する必要があります。

 それでもファンのあいだでは“幻のGT-R”として高い人気を誇っており、その存在感は登場から約30年が経ったいまも色あせていません。

一見すると普通の4ドアセダンだが、中身はGT-Rそのもので、車両の前後にはGT-Rエンブレムを装着。羊の皮を被った狼的な要素に惹かれるクルマ好きにはたまらないモデルだった
一見すると普通の4ドアセダンだが、中身はGT-Rそのもので、車両の前後にはGT-Rエンブレムを装着。羊の皮を被った狼的な要素に惹かれるクルマ好きにはたまらないモデルだった

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 GT-Rの原点である4ドアセダンへ立ち返りながら、高性能、実用性を両立した意欲作だった「GT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY」。第二世代GT-Rの歴史を振り返るうえで、欠かすことのできない存在といえるでしょう。

【画像ギャラリー】幻の“4ドアGT-R”も存在した、日産「スカイラインGT-R」R33型(12枚)画像ギャラリー

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