黄色い線で自転車を抜いたら違反!? 自転車「青切符時代」にクルマ乗りが絶対知るべき新ルール

「安全に抜けない」問題 黄色線と自転車の難しい関係

 黄色いセンターラインの箇所では、自転車を追い越す場合でも右側部分へはみ出せない。しかし、そのままでは安全な側方間隔を確保できない道路もある。警察庁もその問題を把握しており、自転車の車道通行が多い区間では、規制解除や道路構造の見直しを検討するよう求めています。

 もちろん、クルマ側だけに配慮を求めているわけではなく、自転車側にも義務があります。道路交通法18条では、自転車(特定小型原動機付自転車及び軽車両)は道路の左側「端」に寄って通行しなければならないと定められているほか、新たに18条4項において、クルマが自転車の右側を通過しようとする場合、自転車は「できる限り」道路の左側端に寄って通行しなければならないと規定されました。

 自転車はできる限り左側端へ寄って通行し、クルマは安全な側方間隔や速度に配慮する。これからは、これまで以上にお互いの存在を意識し、相手の立場を理解した運転が求められそうです。とくにクルマ側としては、安全に追い越しできない場所では無理に抜こうとせず、自転車の後方で速度を合わせながら走行する判断が必要です。

これからは、これまで以上にお互いの存在を意識し、相手の立場を理解した運転が求められそうだ(PHOTO:Adobe Stock_beeboys)
これからは、これまで以上にお互いの存在を意識し、相手の立場を理解した運転が求められそうだ(PHOTO:Adobe Stock_beeboys)
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