「伝統のグレード名を受け継いだアーバンSUV」 ホンダ・ヴェゼル(先代)
一時期のような勢いこそ落ち着いたものの、相変わらず人気のヴェゼル。スタイリッシュなルックスや手頃なサイズ、機能的な室内などが人気の要因だが、それは現行モデルに限ったことではなく初代も同様。今でも魅力は十分だ。
2013年にデビューした初代ヴェゼルは、ジャンルを超えた多面的な価値を高次元で融合させたクルマとして登場。
カタマリ感のあるボディはクーペライクなデザインで、インテリアは広さと使いやすさを凝縮。1.5リッターガソリンと同ハイブリッドをラインナップした(後に1.5リッターVTECターボも追加)。
そして、2016年にはRSを追加。「ロードセーリング」の略であるRSはホンダ伝統のグレードで、SUVながら走る楽しさを追求。
走行時の安定性を高めるパフォーマンスダンパーやキビキビとした旋回性を実現するVGR(可変ステアリングギアレシオ)の他、独自のCVT制御「G・Design Shift」(ガソリン車のみ)を採用。内外装もRS専用のグリルやスウェード調表皮シートなどで、スポーティな雰囲気に仕立てられている。
RSでも中古車市場では手頃な相場となっており、ハイブリッド車が100万円前後から狙うことができ、流通量も豊富。逆にガソリン車の方が物件数は少なく、相場も若干高め。
走りを楽しめる人気のクロスオーバーSUV、所有すれば人気の高さにも納得するはずだ。
「大胆なイメチェンを図った歴史あるブランド」 トヨタ・クラウン(先代)
「オジサンくさい」や「タクシー」といった印象を持たれがちなクラウンだが、そういったイメージを覆し、ユーザーの若返りを図ったのが2018年にモデルチェンジした15代目だ。
この15代目からは、それまで設定されていたロイヤル系とアスリート系を廃止して一本化。2リッター直4ターボのガソリンモデルと、2種類のハイブリッドモデル(2.5リッター直4と3.5リッターV6)が設定された。
また、事実上のアスリートの後継となるRS系は、走行性能を高める専用アイテムを採用。18インチタイヤの他、専用フロントスタビライザーや可変ダンパーのリニアソレノイド式AVSも装備。2リッターターボ車にはリアのパフォーマンスダンパーとフロアブレースも追加装備され、走行性能がいっそう高められている。
15代目は先代モデルということもあり、生産終了から4年ほどしか経っていない。そのため、市場での相場も驚くほどの価格帯にまでは下落は見られない。
しかし、新車価格500万円オーバーということを考えれば、かなり魅力的なことは間違いない。
物件数は、ガソリンモデルとハイブリッドモデルを比較すると、圧倒的に後者の方が豊富。ただ、相場に関して実は両者にそれほど大きな差はなく、どちらも200万円強から選ぶことが可能。
むしろハイブリッドのほうが流通量豊富なこともあり、安価な物件を見つけやすい。現行モデルの注目度が高い今、中古車での狙い目は走りが楽しめる先代RSだ。
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