クロストレックは雪道最強コンパクトSUVか? 最低地上高200mmとAWDの安心感

クロストレックは雪道最強コンパクトSUVか? 最低地上高200mmとAWDの安心感

 雪国の相棒にスバルを選ぶ人は多い。なかでもクロストレックは、全長4480mmの扱いやすいサイズに最低地上高200mm、そしてAWDを組み合わせた現実派SUVだ。派手な大きさはいらない。でも雪道の安心感は欲しい。そんな人にかなり刺さる1台である。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、スバル

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最低地上高200mmが効く! 街でも雪道でも頼れるサイズ感

後ろからみれば、その頼もしい車高の高さが一目瞭然
後ろからみれば、その頼もしい車高の高さが一目瞭然

 クロストレックを雪道目線で見ると、まず効いてくるのが最低地上高200mmだ。雪が積もった住宅街、除雪後に残るわだち、少し荒れたスキー場周辺の道。こうした場面では、ただ背が高いだけでなく、腹下に余裕があることが頼もしさにつながる。

 しかもボディサイズは全長4480mm、全幅1800mm、全高1575mm。SUVとしては大きすぎず、日常の買い物や通勤でも扱いやすい。雪国では道幅が狭く感じる場面も多いし、駐車場の雪山で切り返しが増えることもある。そんな時、フォレスターほど大きくないクロストレックのサイズはありがたい。

 もちろん「雪道最強」と言い切るなら、タイヤ選びも大事だ。クロストレックはツーリングAWDが225/60R17、リミテッドAWDが225/55R18のオールシーズンタイヤを履く。積雪路や凍結路を本気で走るならスタッドレスタイヤは必須だが、標準状態でも悪天候への備えを意識したキャラづけは濃い。見た目だけSUVとはひと味違うのだ。

AWDで選ぶならツーリングかリミテッドが現実的

クロストレックのグレード一覧
クロストレックのグレード一覧

 価格を見ると、ツーリングAWDは323万4000円、リミテッドAWDは344万8500円。FWDも選べるクロストレックだが、雪道の安心感を重視するならやはりAWDを選びたい。スバルに乗るならここはケチりたくないところだ。

 燃費はe-BOXERのAWDでWLTCモード15.8km/L。燃費最優先のハイブリッドSUVと比べれば驚く数字ではないが、スバルのAWDと最低地上高200mmを備えた実用SUVとして考えれば納得できる水準だ。さらに余裕ある走りと燃費を求めるなら、AWD専用のプレミアムSもある。価格は383万3500円からで、WLTCモード燃費は18.9km/Lだ。

雪道もガンガン進んでいってくれるのがクロストレックの魅力だ
雪道もガンガン進んでいってくれるのがクロストレックの魅力だ

 では雪道派のベストグレードはどれか。価格重視ならツーリングAWDで十分にうまい。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ、後席USB電源、デジタルマルチビューモニターも標準で、日常装備に不足は少ない。満足度まで考えるなら、18インチアルミ、ステアリング連動ヘッドランプ、運転席&助手席パワーシートを備えるリミテッドAWDが本命だ。

 クロストレックは、巨大な本格SUVではない。だが、扱いやすいサイズ、最低地上高200mm、AWDの組み合わせは雪道でかなり心強い。毎日の街乗りも冬の遠出も1台でこなすなら、この“ちょうどいい雪道スバル”は相当に頼れる。

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