ひととおり試乗を終えて、いよいよあとは契約を残すのみ……でもちょっと待った!! 試乗したらその日のうちに契約しなければいけないなんてルールはどこにもない。契約は後日するとして、一旦クールダウンして確認することが大切だ!?
※本稿は2026年6月のものです
文:徳田悠眞(ゼミッタ)/写真:AdobeStock(トップ画像=taka@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2026年7月10日号
「慣れますよ」は信じるな! ユーティリティは使いやすさ重視で
デジタル化の名目でセンターディスプレイに機能を集約するモデルが増えてきた。また、シフトバイワイヤが主流になったことで、今まで以上にイレギュラーな配置のセレクターが存在する。
こうした部分にフォーカスを当て、違和感なく操作できるかをチェックしたい。また、各種スイッチの押しやすさも併せて確かめたいところ。
例えば、360度カメラのボタン。某メーカーはワイパーレバーの先端に必ず付けるので、わかりやすい&押しやすい。一方、他メーカーはモデルによって位置が異なるため、使いにくいと感じる場合がある。
確認事項は人ぞれぞれではあるが、ネットやカタログでは分からない操作面を試乗時にチェックしよう。
本当に買うべきかを再考察! トドメは改めて後日に再試乗
試乗を重ね、不安や疑問をひとつずつ払拭し、ハンコを押すのは99%決まった……としても、その場ですぐに契約しなくてもいいと思う。
ディーラー試乗という非日常な体験ゆえに、運転感覚が本当の意味で普段どおりとは言えない。担当者との関係性がよく、通勤でよく走る道を試乗させてもらっていたとしても、だ。
また、新しいものに触れた興奮で、購買意欲が先行しているケースも考えられる。
自身をクールダウンさせるためにも、商談話は持ち帰るべきだろう。担当者にはその旨を正直に伝えればOK。それで顔色が曇ったり、不機嫌そうな態度を取られたりしたら、むしろ本性が見えてよかったと思い、購入する販売店を変更すればいい。
無論、そんなことはないと思うが、“クルマは一緒、ヒトはさまざま”なのだから、安心して任せられる相手に相談すべきだ。
そして、肝心なのはもう一度乗ること。別日に再試乗することで、最初の感覚とズレがないかを確認できる。だからこそ、ディーラーには最低でも2度訪れるべきなのだ。
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