「即納可能な先代中古車は魅力たっぷり」 トヨタ・RAV4
クロスオーバーSUVの先駆者として180以上の国と地域で販売されてきたRAV4。6代目にあたる現行は2025年5月に世界初公開され、同年12月に国内で正式発表。強力なライバルがひしめくミドルサイズSUVの新型ゆえ、大きな話題を呼んだ。
歴代RAV4のデザインとパッケージを維持しながら「多様化・電動化・知能化」をキーワードに開発し、洗練されたデザインの「Z」、オフロードも楽しめる「アドベンチャー」、走りにこだわった「GRスポーツ」を設定し、遅れてPHEVモデルも投入された。
こうした現行にはいやがおうでも期待がかかるが、改めて注目したいのが先代。4代目(先々代)が海外専売だったため、日本では3年弱ぶりの復活となったモデルだ。
SUVらしい力強さに洗練さを融合し、多用途ユースを想起させつつ都市にも溶け込むスタイリングや、世界初の新4WDシステム、走る楽しみを追求したPHV仕様など見どころたくさん。
2025年にはアメリカでもっとも売れた日本車となり、約48万台を販売。新型がすでに公開されているなかで、この記録は異例だった。
新型の優位性は間違いないが、とにかく手に入りづらいことがネック。トヨタのHPでは販売店への問い合わせを推奨しているが、実際には受注停止状態。であれば、即納可能な先代中古車を狙うのもアリだろう。
標準とアドベンチャーで分けると前者が6割以上を占める。そのなかで最多物件数なのが、標準は「ハイブリッドG」、アドベンチャー系は「アドベンチャー」で、ともに250〜300万円がボリュームゾーン。PHVはまだ高値推移で、300万円以下もあるが平均は360万円となる。
「ヒンジ式リアドアでも使い勝手に不満はなし」 ダイハツ・ムーヴ
1995年の誕生以来、30年にも渡って軽ハイトワゴンのトップランナーとして活躍してきたムーヴ。7代目にあたる現行モデルは、当初2023年半ばに発表・発売の予定だったが、諸般の事情により延期。約2年の空白期間を経て、2025年6月に登場した。
全方位で進化した現行は、従来のヒンジ式リアドアを廃して両側スライドドアを採用したことがトピック。全高こそ先代と大きく変わらないものの近年のニーズの高まりを受け、スライドドアへと舵を切ったのだ。
さらにプラットフォームも最新のDNGA(ダイハツニューグローバルアーキテクチャー)を採用し、基本性能もレベルアップ。これまで設定されていた「カスタム」シリーズが消滅したこともニュースだ。
スライドドアの利便性は言わずもがなだが、ヒンジ式リアドアの先代ムーヴだって魅力的だ。2014年にモデルチェンジした先代は、軽自動車の本質である低燃費・低価格をベースに、基本性能を大幅に向上。従来通り標準仕様の他にカスタムを設定し、それぞれの個性を際立たせている。
登場から10年以上経っているが先代ということもあり、現在の中古車市場では中心となる存在。流通量の比率は6対4で標準車のほうが多いという状況だ。
そんななかでも標準仕様の2割以上を占めるのが、基本グレードながら予防安全機能スマアシを搭載するL SAIII。物件数豊富で下は30万円台からあり、ボリュームゾーンは60〜90万円。
一方カスタム系はターボのRS系が人気で、なかでもハイパーSAIIIが豊富。値落ち幅は決して大きくないが60万円台から狙える。
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