“クセ強SUV”ジュークは、日本市場にも必要だ!!
日本で初代ジュークが登場したのは2010年6月のこと。全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mmという扱いやすいサイズと、クーペライクなルーフと個性的な顔つきで市場に衝撃を与えた初代ジュークは、パワートレーンに1.5L自然吸気に加え、1.6L直噴ターボの16GT、4WDの16GT FOURを設定したほか、NISMOやNISMO RSまで用意されるなど、走りもしっかり楽しめるモデルでした。
しかし国内では2代目が導入されず、2019年に販売終了。その役割は先代キックスへと引き継がれました。キックスも新型ではデザインを刷新し好評を得ていますが、ファミリー層にも響くスタイリッシュな優等生的な存在。デザインも走りも個性を前面に打ち出していたジュークの日本復活を望む人は少なくないはずです。
新型ジュークの日本導入に関しては、現時点なにも発表はありませんが、日産は2026年4月に発表した長期ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」のなかで、日本市場においては「2028年度以降にコンパクトカーシリーズを強化し、若年層へのアプローチを通じて、ブランド力と長期的な競争力の向上を図る」としています。個性で選ばせるコンパクトBEVは、その戦略に合致するはず。V2Gへの対応も、日本の住宅事情や防災への関心を考えれば魅力になり得ます。軽BEVのサクラと新型リーフの間を埋める存在としても十分に存在意義があると思われます。
もちろん、英国サンダーランド工場で生産される新型ジュークを日本に導入するハードルは決して低くはなく、ボディサイズも、新型で、全長4.1m級という日本人がジュークに求めるサイズを維持できるかわかりませんが、それでも、似たようなデザインが溢れるコンパクトSUV市場において、この新型ジュークの個性は、初代登場当初のような衝撃を与えてくれるはず。あのカクカクとした近未来のSUVが日本の街角を駆け抜ける日を、大いに期待したいと思います。
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