スポーツシートはホールド性だけでなく、愛車のインテリアとの調和も気になるところだ。ブリッドがセミバケットシート「GIAS III」に高触感表皮材NUGRAINを採用した「GIAS III NUGRAIN」を発売。上質感と実用性を両立した新モデルに注目したい。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
「触った瞬間」に違いを感じるGIAS III NUGRAIN
クルマ好きにとって、シート交換は走りのフィーリングを大きく変えるカスタムのひとつだ。身体をしっかり支えるホールド性はもちろん、長く愛車に乗るなら見た目や触り心地にもこだわりたくなる。
そんなニーズに応える新製品が、ブリッドの「GIAS III NUGRAIN(ガイアススリー・ヌグレ)」である。
2026年9月16日から受注を開始した同製品は、同社のスーパーセミバケットシート「GIAS III」をベースに、アキレスが開発した高触感表皮材「NUGRAIN(ヌグレ)」を採用したモデルだ。
NUGRAINの特徴は、ヌバックのような触感を再現し、本革製品に近い風合いを持たせていること。スポーツシートというと機能性を前面に押し出したデザインをイメージしがちだが、GIAS III NUGRAINはチャコールグレーのシックな色調と落ち着いたデザインを採用しており、車内を上品に仕上げたいユーザーにもマッチしそうだ。
さらに、表皮は合成皮革。高級感のある触感を狙いながら、汚れにくくメンテナンスしやすい点もポイントとなる。
質感だけじゃない! GIAS III譲りのホールド性と快適性
ベースとなるGIAS IIIは、高い剛性や強度、ホールド性、快適性を兼ね備えたセミバケットシート。ストリートでの使用を意識したモデルだけに、サーキット専用装備というより、普段のドライブからワインディングまで愛車との一体感を高めたいユーザーにとって気になる存在だ。
製品は難燃生地を採用し、日本製。保安基準適合モデルとなっている。価格は34万6500円(税込)で、スタンダードクッションの「G61NR2」とロークッションの「G62NR2」を設定。カラーはチャコールグレーのみとなる。
重量は約14.5kg(参考数値)。取り付けには別売りの車種別シートレールなどが必要で、適合シートレールはRO、RB、RK、LR。実際に装着する場合は、車種ごとの適合情報を確認しておきたい。
GIAS III NUGRAINの面白いところは、スポーツシートに求められる「身体を支える」という機能だけでなく、「触れる」「眺める」という日常的な部分にもこだわっている点だろう。
クルマに乗り込むたびに身体に触れるシートだからこそ、素材の質感は意外と満足度を左右する。走りを楽しみながら、インテリアの雰囲気も大切にしたい。そんなユーザーにとって、今回のNUGRAIN採用は注目ポイントとなりそうだ。
ブリッドは1981年の設立以来、自動車レース用シートを基盤として製品開発を続けてきた。現在ではレース用にとどまらず、乗用車やトラック、船舶、公共施設など幅広い分野への展開を進めているという。
年間約1万2000脚を供給し、国内ではトップ、世界でも五指に入るスポーツシートメーカーと同社は説明する。GIAS III NUGRAINは、そんなブリッドが培ってきたスポーツシートのノウハウに、素材の質感という新たな魅力を加えたモデルといえる。


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