アクアGR SPORT対ノート オーラNISMO!! 国産スポーティハイブリッドの本命はどっち?

アクアGR SPORT対ノート オーラNISMO!! 国産スポーティハイブリッドの本命はどっち?

 2026年7月に復活したトヨタ アクアGR SPORT。その前に立ちはだかるのが、電動スポーツの先輩、日産ノート オーラNISMOだ。価格はともに300万円台前半だが、走りの作り方はまるで違う。軽快さと低燃費か、強烈なモーター加速か。国産スポーティハイブリッドの本命を決める!

文/写真:ベストカーWeb編集部

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軽さを生かして曲がるアクア、モーターで蹴り出すオーラ

2025年の一部改良でプリウス顔となり、2026年にはついにGRスポーツグレードが追加されたアクア
2025年の一部改良でプリウス顔となり、2026年にはついにGRスポーツグレードが追加されたアクア

 アクアGR SPORTは323万8400円。1.5Lエンジンは91ps、フロントモーターは80ps/141Nmで、標準アクアと出力は変わらない。ただし、専用床下ブレースとリアバンパーリインフォース、専用サスペンションを採用。「POWER+」モードでは電動パワーステアリングの制御まで変え、車両重量1160kgの軽さを生かして素直に向きを変えるタイプだ。

 一方、オーラNISMOの2WDは312万5100円。アクアより11万3300円安いが、フロントモーターは136ps/300Nmと力強い。エンジンは発電に徹し、タイヤをモーターだけで駆動するe-POWERならではの鋭いレスポンスが武器だ。専用コンピューター、サスペンション、ステアリング、VDCを組み合わせ、NISMOモードではアクセル操作へ敏感に反応する。

 車両重量は1280kgとアクアより120kg重いものの、加速のパンチならオーラが一枚上手だろう。

燃費と普段使いはアクア、刺激と4WDはオーラ

コンパクトカーのなかでもピカイチの性能を持つノートオーラNISMO
コンパクトカーのなかでもピカイチの性能を持つノートオーラNISMO

 WLTCモード燃費はアクアが30.7km/L、オーラが23.3km/L。年間1万km走るなら、この7.4km/L差は無視しにくい。アクアは全幅1695mmの5ナンバーで、全幅1735mmのオーラより狭い道でも気を使いにくい。

 10.5インチディスプレイ、床下透過表示機能付きパノラミックビューモニター、ステアリングヒーター、前席シートヒーターも標準。毎日使うスポーツモデルとしての完成度は高い。

 オーラは全幅こそ広いが、上質な内装と12.3インチメーター、205/50ZR17のミシュラン パイロットスポーツ4で、乗った瞬間から特別感が濃い。ただしNissanConnectナビやプロパイロットはセットオプションで、装備を揃えると総額は上がる。

ノートオーラNISMOの運転席
ノートオーラNISMOの運転席

 さらにオーラには353万1000円のNISMO tuned e-POWER 4WDもある。高出力化したリアモーターと専用の前後駆動力配分で、コーナー出口の旋回加速まで楽しめるのは強烈だ。

 結論は、低燃費、軽快さ、装備、扱いやすさをまとめて欲しいならアクアGR SPORT。モーター加速の刺激とNISMOらしい濃さ、4WDの旋回性能に惹かれるならオーラNISMOだ。理性で選ぶ本命はアクア、心を揺さぶる本命はオーラ。最後は試乗でアクセルをひと踏みすれば、答えが出るはずだ。

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