子どもが小さい時期、N-BOXのスライドドアと広い室内は実に頼もしい。しかし、成長して自分で乗り降りするようになり、家族全員で出かける機会も減ると、便利だった装備を使わなくなることもある。そこで考えたいのがN-WGNへの乗り換え。大人中心の生活には、こちらのサイズ感がちょうどいいかもしれない。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】N-WGNの快適すぎる室内がコレ! N-BOXとちょっと違うフロントもおしゃれだぞ!(8枚)画像ギャラリー子育て期を過ぎると使わない装備が見えてくる
N-BOXは子育てグルマとしてよくできている。ベースモデルでもリア左側パワースライドドアを備え、狭い駐車場で子どもを乗せるのもラク。室内高は1400mmあり、小さな子どもなら立ったまま着替えられる。後席を格納すれば27インチ自転車も積載可能だ。
保育園への送迎、買い物、部活動帰りの自転車回収。そんな時期には、N-BOXの広さを余すところなく使える。
ところが子どもが成長すると、後席を使う回数が減り、自転車を積む機会もなくなる。主な用途が夫婦での買い物や通勤なら、スライドドアと高い天井は便利というより、使わない装備になってくる。
そこでN-WGNだ。全長3395mm、全幅1475mmはN-BOXと同じだが、全高は1675mmで115mm低い。N-WGN LのFF車は車重850kgと、N-BOXより60kg軽い。ボディの占有面積は変わらず、必要以上に背が高くない軽へ乗り換えられる。
価格もN-WGN Lは157万6300円で、N-BOXより19万2500円安い。WLTCモード燃費は23.0km/Lと、N-BOXの21.6km/Lを上回る。生活の変化に合わせてクルマを身軽にするなら、分かりやすいメリットだ。
運転席を中心に考えるとN-WGNが光る
N-WGNが“大人の軽”に向いている理由は、安さや燃費だけではない。ハンドルを上下・前後に調節できるテレスコピック&チルトステアリングを全車に採用。運転席の高さも変えられるので、小柄な人から大柄な人まで自然な姿勢を取りやすい。
電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド、前席シートヒーター、360度スーパーUV・IRカットパッケージも全車標準。渋滞追従機能付きACCを含むホンダセンシングも備え、通勤から高速道路を使った旅行まで快適にこなせる。
後席を使う機会が減っても、荷室の実用性は重要だ。N-WGNは床が低く、付属のボードで上下2段に積み分けられる。ショッピングカートから荷物を移しやすく、重い飲料や旅行かばんも高く持ち上げずに載せられる。
さらに後席は、乗り降りの際につま先が引っかかりにくいドア開口形状を採用。座面も腰の上下動が少なくなる高さに設定されている。成長した子どもだけでなく、高齢の親を時々乗せる場面にも配慮された設計だ。助手席回転シート車まで用意されている。
孫を頻繁に乗せる予定がある、自転車や大物を積みたいなら、N-BOXを選び続ける価値は十分にある。一方、これからは運転する自分やパートナーの快適さを優先したいなら、N-WGNが有力だ。
家族のための広さから、ふたりのための扱いやすさへ。N-WGNは、暮らしの次の段階にちょうどいいホンダの軽なのだ。
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