AIチャレンジに挑む学生は、普段は何をしている?
AIチャレンジでは自動運転に取り組んでいますが、普段の僕たちは自動車整備専門学校の学生です。
一級自動車整備士の資格取得を目指し、エンジンやブレーキ、ステアリング、サスペンション、電気装置など、クルマを構成するさまざまな仕組みについて学んでいます。
実習では実際の車両に触れながら、点検や整備、故障診断などを行い、クルマの状態を正しく見極めるための知識と技術を身につけています。
AIチャレンジ以外にも、実車を模したラジコンを使った自動運転競技に挑戦しています。
自動車整備の勉強は、自動運転にどうつながる?
学校では、クルマの構造や点検・整備に必要な知識と技術を学んでいます。部品がどのような役割を持ち、互いにどう関わっているかを理解することは、クルマの状態を考えるうえで大切な土台になります。
意外に思われるかもしれませんが、こうした勉強には自動運転につながる部分もたくさんあります。
整備の教科書には、機械、電気、制御などの基礎工学も含まれています。システムを考える際の参考になることも多く、学校で学んだ知識が競技に生きる一方で、自動運転で学んだことが授業の理解につながる場面もありました。
日産自動車大学校には、授業で学んだことを実践する学生主体のプロジェクトがあります。僕たちの栃木校では、自動運転への挑戦も特色のひとつに育てていきたいと考えています。
クルマの高度化が進むなか、整備士にも新しいシステムを理解する力が、これまで以上に求められていくはずです。
その理解を深めるためにも、AIチャレンジのような場で学んだことを実際に試し、アウトプットする機会をつくる。それを自分たちの成長につなげていきたいと思っています。
1年後、そして10年後は何が見えている?
今回紹介したのは、僕たちの取り組みの入口です。
僕自身、これからも自分で運転することを楽しみたいです。同時に、自動で走るクルマについても、「なぜ、いまその動きをしたのか」をもっと理解し、言葉で説明できるようになりたいと思っています。
いま説明できないことを、1年後にはどこまで説明できるようになっているのか。10年後には、いまでは想像できない技術的な課題にも向き合える自分でありたいです。
整備で学んだことと、新しく身につけた知識が、これからどんな場面でつながっていくのか。その変化を、実際の取り組みと一緒にお届けしていきたいと思います。
僕たちにとって、整備の勉強も、自動運転への挑戦も、好きなクルマをもっと深く知るための大切な時間です。
これから身につけたい知識や技術は、まだたくさんあります。それでも、クルマが好きだという気持ちでは、どんなチームにも負けないつもりです。
これからも頑張ります!
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